福祉住環境コーディネーター取得までにかかる費用はどのくらい必要?

福祉住環境コーディネーターを取得するまでにかかる費用を解説!

高齢者が増え、介護業界でもさまざまな利用者の方に対応できるように資格の種類が増えています。

福祉住環境コーディネーターは、高齢者のかたの生活環境を考える資格です。

今後、介護施設や介護住宅が増加することもあり今後のニーズは大きくなることが予想される介護資格の1つです。

このページでは、福祉住環境コーディネーターの資格取得までに必要な費用についてまとめて紹介していきます。

福祉住環境コーディネーターとはどんな資格?

福祉住環境コーディネーターは、高齢者の方や障害者が安全に暮らせるように使いやすい住環境を提供するお仕事です。

ケアマネージメントや工務店の人と連帯をして、段差をゆるくしたり、なくしたり、手すりなど設置して住みやすい環境をコーディネーターします。

また車椅子や介護ベッドなどの介護用品や福祉用具などの提案を行います。

まだできたばかりの歴史が浅い資格ですが、介護や福祉、建築などの分野ではかなり活かせる仕事です。

何故ならこれから日本はもっと高齢化社会になっていくからです。

それに伴いこの資格の需要は上がっていくでしょう。そのため活躍が増える資格となっています!

福祉住環境コーディネーターになるために必要なのは?

福祉住環境コーディネーターは東京商工会議所が認定している民間の資格で、1~3級まであります。

最低でも2級は持っていないと仕事には残念ながら役にたたないです。

理由は2級まで持っていると「住宅改修を必要とする理由書の作成」が出来るようになるからです。

資格を取るために必要な費用

受験費用
3級 4320円
2級 6480円
1級 10800円

受験費用は上記となっています。

またどのように勉強するかによって費用は変わります。

勉強の仕方はだいたい3つです。

  • 通信教育で教材を送ってもらい勉強する
  • スクールなどに通学して勉強する
  • 本屋で参考書を買い、独学で勉強する

それぞれの勉強期間や費用を紹介していこうと思います。

勉強方法ごとにかかる時間・費用を解説!

通信教育にかかる費用

通信教育の場合ですと期間は何級によりますがだいたい3~6ヶ月くらいになります。

費用はだいたい5万程度になります。

通信教育のメリットは学習法や試験対策などしてくれる点です。

また自分のペースで勉強できるので無理せずに取ることが可能です。

しかし費用は後で紹介する2つよりもやや高いものになっています。

資格スクールに通う費用

通学ですと試験前からだいたい3ヶ月前から通う人が多いです。

費用は3~4万が相場です。

通学でのメリットは福祉住環境コーディネーター資格の未経験の人も経験している人も対応していて、もし分からない事があったら担当の先生にすぐに聞きにいけることです。

概ね10時間ほどの講義で構成されていることが多いです。外でも勉強し家庭学習もすればもっと早く資格を取ることも可能です。

しかし福祉住環境コーディネーターはできたばかりの資格なのでスクールがあるのが珍しいくらいなので、どこにあるのか調べてから通いましょう。

独学で勉強する費用

独学で勉強する場合は書店で福祉住環境コーディネーターの参考書を買い、勉強します。

学習期間は完全に自分のペースで勉強できるの1年かかる人もいれば、2ヶ月で取る人もいます。

本人のモチベーションが独学での1番の鍵です。

費用は参考書しか必要ないのでだいたい1万もかからないです。

各級の勉強法

3級

3級の場合は選択形式なので用語を全体的に暗記しておけば大丈夫だと思います。

特に大事なのは以下です。これらをしっかり暗記しましょう!

  • ユニバーサルデザイン
  • 福祉分野の基礎となる法律
  • 福祉用具
  • 住まい環境

2級

3級で学んだ基礎の応用問題がでます。

福祉分野の法律もさらに難しく深くなるのでしっかりと専門用語の理解し、実際の事例などを見て知識を深めることが重要です。

相談業務に関しても学習の必要があり、援助の進め方環境整備の順序・フォローアップまで学習し、実際行う業務に近くなっていきます。

また高齢者福祉や障害者福祉に関しても病名や疾患などの学習が必要なので病気や疾患の特徴などを一つ一つ理解していくことも大事です。

1級

基本は2級で学習した分野の応用となりますが歴史・法律・障害者分野・福祉分野の用語もさらに専門的になるのでしっかり理解しましょう。

福祉分野や建築分野においても専門的な用語も多くなるので学習範囲が2級と比べると結構広くなります。

また試験でも選択問題だけではなく事例に対する提案の記述なども出題されます。

基本的には暗記がどの級でも主体となりますが中でも、建築に関する寸法や平面を読み取るようになるまでしっかりと暗記することがオススメです!

福祉住環境コーディネーターは取って損はない!

日本は4人に1人は高齢者の超高齢社会です。

そのため福祉住環境コーディネーターの現場におけるニーズはとても高いです。

またとても高い費用でもないので取りやすい資格でもあります。

しかし現時点では福祉住環境コーディネーターの資格を持っているからと言って就職に有利だ!とか転職などで収入が増加するとは言い切れないです。

しかし福祉や建築関係の仕事について業務を充実させて収入のキャリアアップは狙えます。

そのため、キャリアアップしたい人仕事をしながら取ることも考えてみるのもいいと思います。

福祉住環境コーディネーターは暗記が多い資格なので通勤中の間やお風呂に入る時間など空いている時間を使いましょう。

働きながらの場合は独学のほうが時間も取れるのでおすすめです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする