整体師になるにはどうしたらいいの?どうやって資格をとればいいの?
そんな悩みを抱えている方も多いハズ!
そんな方のために整体師になるにはどうしたらいいか、どれくらいの費用がかかるのかご紹介していきます。
目次
整体師になるのにかかる費用のご紹介!
まず、整体師になるには民間の資格しか用意されておらず、必要な国家資格などはありません。
そのため、資格さえ取得すれば「整体師」と名乗り、開業することは誰でも可能です。
流石に資格や知識無く施術をすれば、患者さんの症状を悪化させてしまうことにもなり、大変危険です。
そうならないためにも、しっかりと整体師としての資格や知識など整体に関する技術を学ぶ必要があります。
整体師の専門学校では、運動学や解剖生理学などの人体に関する基礎知識や整体の施術方法とともに必要な基礎技術について学べます。
一般的に整体師になるには、整体師養成学校に通うか、通信教育を受けた後に見習いとして働き整体院に就職するという流れが必要です。
なかには、整体学校を卒業すれば就職先を斡旋してくれる学校もあるようです。
しかし、整体学校や専門学校・短期大学に通い卒業するには多くの時間がかかります。
整体学校に通う場合、三年間で約200万円から400万円くらいかかってしまうのが相場となっています。
通信教育の場合20万円から50万円ほどで数ヶ月のカリキュラムになっている事が多いです。
学校に通う時間がない方や経済的な事情により学校に通えない方にはおすすめです。
しかし、学費が安い分、勉強面は自己管理となるためテキストなどだけではなく、DVDなどの映像資料で補うなど自主的な努力が必要となります。
具体的な費用について
大学に入学して整体師資格を取得する場合
まず、資格を取得するために大学に入学したケースをみてみましょう。
日本体育大学の保険医療学部・整復医療学科の例をあげます。
学費は1年次で189万8000円、2-3年次で158万7000円、卒業年次に159万7500円かかります。
卒業までに666万9500円ということになります。
大学で整体師の資格を取ろうと思った場合は、600万円前後が相場となっています。
専門学校で整体師を取得する場合
では、専門学校に通った場合はいかがでしょう。
上記の日本体育大学の付属校となる日本柔整専門学校では、3年制で学費は総額351万円となっています。
他には東京療術学院の整体コースでは入学金込で学費が99万8600円となっています。
こちらの学校では「療術師」という資格が取得可能です。
YMCスクールという専門学校では「整体師・リフレクソロジスト」という講座があり、カイロプラクター・整体師・リフレクソロジストを養成する講座となっています。
授業料は74万円で学習時間は150時間です。
ナショナル整体学院の整体科では最短3ヶ月で「整体師認定証」を取得することが出来ます。
授業料は48万円からとなっています。
通信教育で整体師を取得する場合
通信教育ではどうでしょうか?
OKANSHA整体スクールは13回のカリキュラムで学費は19万4400円となっています。
日本総合療術学院では本科1年コースが97万1250円、基礎科5ヶ月コースが63万円、研修科3ヶ月コースが33万円、2年コースが192万1500円となっています。
こちらは日本療術師連盟発行の認定証を取得することが出来ます。
アイ・セラピスト専門学院では入学金6万円、カイロ・整体コース21万円でコースを習得出来ます。
最短3ヶ月で習得できるのも魅力です。
整体師になったあとのビジョンを持とう!
整体師には、決められた施術方法などはありません。
整体師を目指している人は自分がどういった施術を行いたいのか、どのようなスタイルにしたいのかなど方向性を決めていく必要があります。
働く人によって異なる施術方法や手技などがあります。
整体について学んでいくうちにそれらのビジョンを明確にできるのが理想です。
まずは、整体師に必要な基礎的な人体の知識や知見、整体の技術・施術方法、ボディイケアの仕方などを学びましょう。
整体師の見習いだけをする場合、ある程度の技術や知識は身につくかもしれません。
しかし標準的な知識や技術が抜け落ちてしまう場合がありますので、学校に通うなり、通信教育を受けるなりする必要はあります。
必要な知識や技術を身につけた上で施術を行えるようになってはじめて整体師になれることを忘れないでください。
まとめ
整体師のなり方から、学費などについてご紹介してきました。
有名な整体師になれば、1000万円以上稼ぐこともできるといわれています。
整体についてなにも知らない・未経験でもきちんとした学習をすれば、整体師として開業・働けます。
上記で紹介した大学、専門学校、通信教育制度などを上手に利用して整体師を志してみてはいかがでしょうか。
整体師の勉強をしたあとに見習いとして働くというのは少し長い道のりに感じるかもしれませんが「継続は力なり」です。
ぜひ頑張ってみてください!