あん摩マッサージ指圧師とは、患者さんの肩こりや頭痛、腰痛をあん摩やマッサージ、指圧によって解消・軽減する仕事です。
患者さまの症状の原因を幅広い知識をもとに解明していきます。
そこで、さまざまな場面で活躍しているあん摩マッサージ指圧師について、どのように資格を取得することがベストなのか、通信講座や通学講座といったさまざまな方法から見ていきたいと思います。
目次
あん摩マッサージ指圧師の仕事って?
まずここではあん摩マッサージ指圧師の仕事内容を紹介していきたいと思います。
主たる仕事内容は、あん摩やマッサージ、指圧の3つをおもにおこないます。
それぞれ手技を使って、体をなでたり揉んだり、押したりすることによって、結構の流れをよくしていきます。
血行を良くすることでこりや痛みを和らげ、人の身体の不調を改善するといった仕事です。
以前はリラクゼーションに基づいて、資格に障害のある方の割合が高い職業でした。
現在では2割程度になってきていますが、開けた職業といえるでしょう。
つぎに、あん摩マッサージ指圧師の資格は通信制講座で取得できるのかどうかについてお話ししていきたいと思います。
あん摩マッサージ指圧師は通信講座で取得できない?
ここでは通信制であん摩マッサージ指圧師の資格を取得できるかどうかについてお話ししていきたいと思います。
結論からお話しします。
あん摩マッサージ指圧師の資格は通信講座では取得することができません。
この理由の一つとして、あん摩マッサージ指圧師は通信講座がないからです。
したがって、この資格を取得するには養成学校に通う必要があります。
この養成学校は、厚生労働省認定の養成施設であるか、文部科学省の認定の学校と決められています。
どのような人でも3年間学校に通い、勉強しなければならないのです。
加えて3年間勉強をしても国家試験に合格しなければプラスで1年勉強をしなければならなくなってしまいます。
あん摩マッサージ指圧師の資格を取得のための養成学校は基本的におよそ300~500万円かかると言われています。
あん摩マッサージ指圧師になるためには、費用と時間を有します。
そういった中で夜間の学校をおすすめします。
あん摩マッサージ指圧師の資格は夜間学校でも取れる?
ここでは時間とお金にあまりゆとりがない人に夜間の学校をおすすめする4つの理由をお話ししていきたいと思います。
働きながら学ぶことができる
夜間学校の最大の特徴は働きながら勉強することができるという点です。
18時頃から始まり、1回の授業の時間もそれ程長くなく、3時間程度なので、翌日に影響を及ぼさない程度に学習できます。
授業以外での勉強が可能
夜間学校の特徴の1つとして、教室や実技練習室が開放されているので、効率よく自学自習ができる環境が整っているという点です。
忙しい中でも自分のスキマ時間を見つけ、柔軟に学習をすることができます。
就職サポートがしっかりしている
夜間に通うことを考えるということは、主に転職を目的としている生徒が多いと思います。
そういった中で、学校側の積極的な就職サポートを受けることができるので、スムーズに転職をおこなうことができると思います。
幅広い年齢層の方がいる
夜間学校をすすめる理由の1つとして、幅広い年齢層の人が意欲的に通っているということです。
働きながら通う人にとって、周りの環境というのはとても大切な要素となってきます。
モチベーションをしっかり持った学生とともに学ぶことができるのです。
以上が私が時間やお金に余裕のない人に対して夜間の学校をすすめる4つの理由です。
資格取得におけるその他の条件
ここでは、あん摩マッサージ指圧師が通信講座では資格取得をできないということのほかに、いくらかその他の条件をお話ししたいと思います。
大学入学することのできる者
すなわち、高校卒業資格をもっていないと受験することができないようです。
高校卒業していない方は高卒認定試験を取る必要があります。
視覚障害者の条件
視覚障害者については、高校入学することのできる者で、あん摩マッサージ指圧師において3年以上の学校、養成施設で知識や技能を修得した者という条件があります。
受験内容として専門的な筆記試験があるので十分な学習を有すると思います。
以上のように、文部科学省や厚生労働省の定めるスクールに通わなければならないという条件の他に、上記のようなルールがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここではあん摩マッサージ指圧師の仕事内容、通信講座での資格取得可能かどうか、夜間学校についてなどを話していきました。
ここで最も伝えたいことは通信講座では資格取得ができないということです。
必要な知識の学習と技能の修得が必要となります。
これらのことを考量した上で、あん摩マッサージ指圧師を目指すのであれば、自分に合うスクールはどこであるのかの検討をすることをお勧めします。