「今より良い職場に移りたい」「家庭を優先したい」など転職する理由は様々あります。
看護師は安定していると言われますが、准看護師はどうなのでしょうか？
またどんな転職先があるのでしょうか？
今回の記事では、准看護師の転職先や転職事情を紹介します！
准看護師の転職市場は競争率が高い？
医師や看護師の指示を受け仕事こなす准看護師。
仕事内容は看護師と変わらない職場も多いようです。
しかし准看護師の転職は正看護師ほどうまくいかないことも。
求人で、正看護師のみの求人があることが原因の一つに上がります。
もちろん、求人はあります。ただ、正看護師の方が求人数の面で有利です。
競争率が高いのでしっかりと対策を行いましょう。
なぜ、准看護師の転職は厳しいのか
准看護師と正看護師では持っている資格が異なります。正看護師は国家資格です。高度な技術などが必要になる病院では、正看護師を採用するケースがあります。
そのため求人数は正看護師の方が多くなります。
ただ、これから高齢化が進んでいきます。それにより、准看護師の需要も高まると予想されます。色々な求人をチェックしましょう。
30代・40代の転職は？
30・40代の准看護師は経験を積んできていると判断され、即戦力になってくれると期待されます。
人手不足の現場では教える余裕のない場合など、30・40代の即戦力が歓迎される可能性が高いでしょう。
また、30・40代から資格を目指し、学校に通うケースも増えています。
後悔しない准看護師の転職先の選び方
自分に合った雇用形態を選ぶ
子育てと両立させたい、家庭の時間が欲しい方などは雇用形態が大事になってきます。
准看護師の主な雇用形態を見ていきましょう。
- 正職員
- 臨時職員
- パート
一例ですが、上記のパターンが主になります。
正職員は、固定給かつ、福利厚生が充実しています。
子供が大きくなって「教育費を稼ぎたい」など、しっかり働きたい方におすすめです。
ただ、夜勤の可能性もあるので厳しい方は注意が必要です。
パートは短時間から仕事をできる職場がおおいです。
家庭の時間を大切にしたい方に好まれます。
ただ、正職員などと比べる給料は低くなります。
給与や福利厚生から選ぶ
病院によって福利厚生は異なります。
福利厚生は、社会保険、失業保険、雇用保険、雇用保険などがあります。また、勤務地が遠い場合は交通費の支給が大切になりますよね。
職場によって異なるので、複数の求人を比べて選ぶと良いでしょう。
自分が働きたいと思う診療科目を選ぶ
自分の興味のある診療科目を選びましょう。
興味のないところだと、やりがいを感じられず続かないケースもあります。
未経験の診療科目に転職したい場合は、勉強が必須になります。
ただ、勉強は准看護師としてのスキルアップにも繋がるので前向きにとらえると良いでしょう。
経験している診療科目だと、覚えることが少なくて済むので即戦力になりやすいでしょう。また、職場により異なるルールや、治療法などもありその分野に更に詳しくなれます。
准看護師の主な転職先を紹介！
准看護師の転職先１：クリニック
クリニックの主な雇用形態はパートです。
もちろん例外もありますが、勤務時間は病院より短いことが多いです。
子育てと両立しやすいでしょう。
外来業務が主な仕事です。また、診察介助、事務の作業なども行います。
准看護師の転職先２：総合病院等の規模の大きい病院
規模が大きい医療機関では、准看護師の求人も比較的多いです。
仕事内容は多岐にわたるため様々な経験を積むことができます。
また、他の科への異動もあります。
准看護師の転職先３：健診センターや献血ルーム
大学や、企業、地域の健診に行ったり、献血ルームで採血を行ったりします。定時で帰れることが多いのがメリットです。
准看護師の転職先４：公的な医療機関
公的な医療機関は最新の治療法を早期に取り入れる傾向があります。
高スキルが求められるので、向上心が高い方に向いているでしょう。
准看護師の転職先５：介護施設
介護施設は、高齢化の伴い、看護師の需要も高まっている職場です。
行う仕事は、薬の管理や注射など、日常生活に必要な処置が多くなります。高齢者とのコミュニケーションも大切になる職場です。
准看護師の転職の大事なポイント
准看護師の差別のない職場を選ぶ
正看護師と准看護師の待遇に差があるのは資格が異なるのでしょうがない部分もあります。ですが、業務内容が同じなのに給料にあまりにも差があると不満も出てくるでしょう。
転職の際には、正看護師との給料など待遇の違いを確認しましょう。
いくつかの求人サービスを使う
今では、転職サービス、求人サイトが沢山あります。
一つのサイトだけを見ていると情報に偏寄りが生まれ、希望とする条件を見落としてしまいます。
また、一つ求人に落ちた時にまた選びなおすという手間を省けます。
後悔をなくすためにも複数のサイトを比べ、後悔の無い選択をしましょう！