医療機関の課題の一つの看護師の不足。そして少子高齢化により労働人口減少が進みます。それに伴い准看護師の需要も増えています。
また不況時に強い安定した資格職ということで目指す人も多いでしょう。
ですが未経験の求人はあるのでしょうか?
今回の記事では准看護師未経験の場合の求人の見つけ方や、面接のコツなどを紹介します。
目次
未経験でも大丈夫?准看護師の求人
准看護師になるには准看看護学校を卒業後し、各都道府県知事が実施する准看護師資格試験に合格する必要があります。正看護師とは違い、国家資格ではありません。
正看護師の方が、求人の幅が広いのは間違いありません。准看護師の需要は正看護師と比べると少なくなっています。
准看護師の需要は大型の総合病院より、個人経営のクリニック等の方が大きいです。
正看護師よりも人件費を抑えられるからですね。またクリニックは小規模ですので、人間関係が大事です。人が良ければ未経験でも十分やっていけるでしょう。
ただ入ってから迷惑にならないようにしっかりと勉強しておくことをおススメします。
准看護師未経験の場合の求人の見つけ方
准看護師の求人はネットで検索すると、様々な求人サイトが出てきます。
一つに絞るより複数候補を出し、比べて考えるとミスマッチが減らせるでしょう。
ですが未経験だと不安も大きいですよね。もし医療関係の友人がいるようであれば職場の雰囲気を教えてもらったり、もしくは職場を紹介してもらえると、採用後の後悔なども少なく済みます。
後悔しない准看護師求人の見つけ方
せっかく頑張って勉強して准看護師になったなら、長く楽しく働きたいですよね。職場環境のせいで、「准看護師」という職業が嫌いになってしまう方もいます。後悔しない職場選びの方法を見ていきましょう。
待遇面をしっかり検討しよう
准看護師は女性の割合が多いです。ですので育児休暇は充実している場合が多いので安心できますね。
その他に交通費や、社会保険などしっかり確認しましょう。中には子供の連れてこれる保育室完備している職場もあるようです。
職場見学をしよう
求人の中には、入社前に見学可能な職場があります。実際に職場を見ることができれば、入ってからの後悔も減らせそうですね。職場の人の雰囲気も感じ取れるので、苦手そうな人がいるかなどチェックできます。その他にも休憩室や自分が配属される場所等も確認しておくと良いですね。
わざわざ行くのも大変かもしれませんが、印象アップに繋がったりするでしょう。
自分のあった規模の職場を選ぼう
准看護師の職場は主に病院ですが、病院の種類によって環境は様々です。
国立病院、大学病院、一般病院、個人経営のクリニック、介護施設等、があります。
准看護師という職業は同じでも仕事内容は異なるでしょう。
大型の病院となると夜勤も存在します。夜勤は大変かもしれませんが、その分待遇が良い傾向にあります。
個人経営のクリニックは夜勤が無いため、家族との時間がとりやすいですね。
ただ規模の関係上、自分で動ける人が向いているでしょう。
また、准看護師の求人が無い場合もあるので、先に求人を確認することをおすすめします。
准看護師未経験で入るコツ
受け身な動機はNG
個人クリニックで需要の高めな准看護師。ですがクリニックは即戦力が求められる傾向があります。面接の際に、「勉強させていただきたいです」と言うとマイナスに捉えられることもあります。
一見向上心があるように思えますが、クリニックでは主体的に動ける人が求められます。
「勉強させていただきたいです」だと受け身な印象を与えてしまうので気を付けましょう。
未経験だと話せることないと思われるかもしれませんが、過去の自分の中で責任感や、主体性を発揮したエピソードがあれば大丈夫です。
未経験でも、主体性や責任感が伝わるエピソードを話しと印象がUPに繋げましょう!
長く働くけると好感度UP
総合病院と比べ、クリニックは少人数です。一人ひとりの仕事が大事になります。また、人の入れ替わりが激しいと新人を教える手間が増えてしまいます。
このため長く働けることを伝えると好印象です。長く働ける理由をしっかりアピールしましょう。
准看護師未経験で大変な事
未経験だと覚えることも多く、最初は怒られることも多いです。最初の一か月は特につらいでしょう。一か月目は辞めたかったという声も聴きます。
勤務中にひたすら書き留めたメモを家に帰ってから整理して頭に叩き込む。
そしてまた次の日に臨む。この繰り返しで成長していきます。
大体三か月ほどで少し余裕が出きて楽しくなってきます。
また准看護師は患者さんの健康や命に関わる仕事です。誰かのためになっている事をとても実感できます。元気になった患者さんから「今までありがとう!」と笑顔で言われたときに看護師になって良かったと感じる方が多いです。
未経験でも准看護師は大切な存在です。頑張りましょう!