求人サイト見ていると、介護施設の求人は多いです。
資格や経験がある方からしたら、選び放題のように感じてしまいます。
ですが、求人の数が多いだけに選び方を間違えると、とんでもない失敗をしてしまうかもしれません。
会社の給料が良くて交通費が出るからと、簡単に決めたところが重労働で、休みがあまりとれないこともあります。
そのようなことにならないためにも、見るべきポイントを抑えて、しっかり選びましょう。
目次
そもそも介護業界におけるホワイト企業とは?
介護業界に関わらず、ホワイト企業の特徴は決まってきています。
具体的には、以下の5つの特徴があります。
- 離職率低い
- 福利厚生の充実
- 残業時間が少ない
- 社員の年齢層に偏りが少ない
- 明確の社員評価制度
しかし、この全てをクリアしている介護施設がどれほどあるでしょうか。
全てをクリアしなくても、実際に働く介護職員のかたにしてみれば、ホワイト企業と感じる方もいるはずですし、全てをクリアしても人間関係などでつまずいてしまうとブラックと感じる人もいると思います。
働くうえで一番大事なことは、実際に働くひとが労働環境や人間関係の中で、満足して働けているか、ということが重要になってきそうですね!
転職満足度の高い介護施設の特徴
実際に介護施設ごとの職員の口コミをみてみると、介護職員の満足度の高い施設は、以下のような特徴がありました。
- 企業の研修制度が充実している
- 利用者の満足度が高い
- 年収は平均以上
- 雇用体系や性別にかかわらない働きやすさ
細かく上げるとキリがありませんが、
ブラックな介護施設の特徴を解説!
求人サイトに載っている会社がホワイト企業なのかを判断する前に、今の職場について考えてみてください。
もし残業だらけで、教育などの待遇が整っていなければ、ブラック企業かもしれません。
そのような施設に働かれているようでしたら、早期での転職を検討した方が良いでしょう。
特に今の職場に対して、不安を感じないのであれば、むやみに転職することは辞めたほうがいいと思います。
ある程度の給料がもらえて、残業も少ないのであれば、ホワイト企業と思って間違いないでしょう。
ブラック企業の特徴について
ブラック企業の特徴は、さまざまです。
- 求人サイトや広告に常に出している
- サービス残業が多い
- 有給の消化が悪い
- 内定がすぐにもらえる
このようなポイント気をつければいいでしょう。
特に求人サイトに載り続けている会社はブラックの確率が高いでしょう。
人気があまりないということは、待遇や給料に問題があるからです。
有給の消化については、施設に問い合わせて聞くことができます。
ブラック企業?ブラックな介護施設に転職した失敗例
サビ残当たり前の常に人手不足な有料老人ホーム
慢性的な人不足のせいか、新しく入った職員の定着率も悪く慢性的な人手不足の有料老人ホームで4年間働いていました。人手不足なので提示で仕事が終わるわけもなく毎日4時間以上残業でした。もちろん残業代も出ない…人が入らないという理由でなかなか辞めさせてもらえず4年近く働いていましたが、持病の腰痛が悪化したのをきっかけに無事退職できました。
求人情報と入職後の条件が違うデイサービス
初めての転職でハローワーク経由で近くのデイサービスに転職しました。掲載されていた求人情報では、手取り18万円程度だったのに実際働いてみると手取り15万円。びっくりして管理者に抗議しましたが、入ってまもないという理由でツッパねられました。すぐに辞めることを伝えましたが、常識がないだのなんだの言われましたがやめられてスッキリしました。今働いているデイサービスは福利厚生もしっかりしているので安心です。
有給休暇が取得できない特別養護老人ホーム
新卒ではいった特別養護老人ホームですが、人手が足りず毎日残業でした。残業代はしっかり出るのですが、人手が足りないという理由から事前の有給取得は絶望的でした。仲間意識も強く職場の関係自体に問題はなかったのですが、病気で休むときも他の人に連絡しなければいけないなど暗黙のルールが多かったです。
ホワイト企業に転職するには?
結局のところ、どうやったらホワイト企業に就職できるのと思う方もいるでしょう。
そのような点について見ていきましょう。
募集内容を把握する
介護への転職を考えているのであれば、まずは募集要項を把握しておきましょう。
気になる求人があれば、内容を書き出してください。
- 給与
- 残業や夜勤
- 運営している会社の母体
このようなポイントをチェックして、客観的に評価しましょう。
そのように、絞って見ると理解しやすくなりますので、ぜひ試してみるといいでしょう。
介護施設について調べる
募集要項を知った上でするべきことは、企業について調べることです。
企業を調べるのは簡単で、ネットで会社の評判について調べることや、施設のパンフレットなどの資料を取り寄せるができます。
施設見学は行っておくのが無難!
それでもわかりにくいのであれば、施設に見学しに行くのいいです。
施設に見学をすることは、面接のときにも役に立ちます。
企業のリサーチ方法について
会社のリサーチをして分かることなのですが、奥がとても深いです。
例えば、資本金や社員数がどのくらいなのかについて調べることができます。
介護施設の経営状況を知りたいのであれば、売上高を見るのではなく、純利益高を調べてください。
純利益高がプラスかマイナスかによって、利益が出ているのかを判断することができます。
面接事に気なることは質問する!
面接のときに何を質問していいの?感じる方もいるでしょう。
面接での質問は、採用担当者に興味があることを示す場になります。
この場では、リサーチしたことが活きてきます。
調べていく中で、不安や疑問に思ったことがあれば、面接の時に質問しておきましょう。
質問をすることで、転職するかの最終判断につながりますので、手を抜かないようにしてください。
転職は、人生に関わってくることのひとつです。
この先も働いていけるのかをしっかりと考えていただかないと、ホワイト企業に転職はできません。
転職サイトは複数登録して良い求人を探す!
1つの転職サイトに登録したからといって安心してはいけません。
本気で転職しホワイト企業で働きたいのであれば、複数の転職サイトに登録するのがおすすめです。
転職サイトによって持っている求人も違いますし、担当者からのアドバイスも異なります。
複数の求人を見比べ、職場見学を通して自分にあったホワイト企業へ転職しましょう!
ホワイトな介護施設に転職したい方におすすめの転職サイト
きらケア介護求人
きらケア介護求人は首都圏の施設に強い介護専門の転職サイトになります。
福利厚生はもちろん、給料面でも業界最高水準の求人を多数取り扱っているので、はじめての転職の方にもおすすめです。
もちろん地方の求人もありますが、首都圏に比べると若干数が少ない印象です。
現在、首都圏で介護職をしている方で転職を考えている方、上京をきっかけに介護施設で働こうと考えている方は是非一度登録してみてください。
カイゴジョブ
カイゴジョブは国内でもトップ規模の求人数を誇る介護に特化した転職サイトです。
地方の求人も豊富なため、自宅から通いやすい範囲で転職することができます。
また、上記で紹介した「きらケア介護求人」のように専任のキャリアアドバイザーがいないため、自分のペースで転職活動をおこなうことができます。
もちろん、キャリアアドバイザーの話を聞きたい方向けにカウンセリングをおこなうサービスもおこなっているので、初めての転職するという方も転職しやすい転職サイトといえます。
しろくま介護ナビ
しろくま介護ナビ(旧:ハートフル介護士)は、介護の求人の中でもホワイト企業に特化した転職サイトです。
独自の基準でしっかり紹介先の施設を選定しているので安心して転職することができます。
もちろん、職場見学もできるので、しっかり自分の目でも確認して転職できます。
首都圏だけでなく地方の求人も一定数有るので、地方に住んでいる人にもおすすめの転職サイトです。