医療事務の資格を目指す方の中には、調剤報酬請求事務技能認定という医療事務資格をご存知の方もいると思いますが、実際にどのくらい役立つ資格かしっているかたは多くないのではないでしょうか。
下記で説明していきますが、この資格を持っていればドラックストアなので活躍することができます。
では調剤報酬請求事務技能認定はどういう資格か？どう対策すればよいかなど徹底解析していきます！
目次
調剤報酬請求事務技能認定とは？
調剤報酬請求事務技能認定とは、調剤薬局事務として必要なスキルや、レセプトの作成などをしっかりと身につけたかを証明できる資格です。
この資格を持っていれば調剤報酬請求事務の専門職としてのスペシャリストとして認定されるため、医療業界で働きたい人にとってはその希望に近づけるツールとなるでしょう。
調剤報酬請求事務技能認定の受験資格
まず日本医療事務協会が認定した調剤事務講座の終了者であることか受験申請のある高校、専門学校、短大、大学などと記載があります。
上記で挙げられている調剤事務講座は通学講座と通信講座があり、詳細についてはあとで述べます。
受験料
受験料は一回3000円ですが、通信講座などを受けると結局2～3万円くらいになると見積もっておきましょう。
試験時期
試験は何6回あり、1月、3月、5月、7月、9月、11月の第3日曜日に実施されます。
しかし指定の通信講座を受講している場合は毎月第4土曜日に在宅受験をすることができます。
申し込みは試験の10日前までに申請書を協会に当日郵送すれば完了です。
出題範囲
出題形式は学科と実技に別れており、学科は三択式です。
学科は医療保険制度、高齢者医療制度、公費負担医療制度、医事法規一般、薬学一般、保険薬局業務の中から合計25問出題されます。
実技は調剤報酬明細書の作成、点検です。
ちなみに完全に自宅でおこなうためテキストや資料を参考にしながら望むことができます。
学科と実技各９０%以上で合格となります。
ですがある程度知識がない状態で試験を受けると不合格の可能性が高まりますのできちんと講座で学習してことを勉強してから望むのが懸命です。
調剤報酬請求事務技能認定の対策方法は？
さきほど挙げたように、調剤報酬請求事務技能認定やニチイなどでは通信講座か通学講座のどちらかを選ぶことができます。
今回はニチイの通信講座と通学講座を比べてみましょう。
ニチイの通信の調剤専修コース流れを解説
まず受講料が税込20520円、受講経験割引価格だと税込17442円で受けられます。
- 教材を受け取る
- 自宅で学習
- 自宅で修了試験
- 修了
- 調剤報酬請求事務技能認定取得
基本的な流れは上記になります。
通信、通学共通のテキストとして「調剤報酬編」「保険薬早見表」「マイベストノート」の3種類あり、「調剤報酬編」はテキストで「マイベストノート」は演習と思っていただければ大丈夫です。
さらに通信のみサブテキストとして学習ガイドブックがあり、学習方法や流れをアドバイスしてもらえます。
ただし認定取得の際には申請料3000円かかります。
通信講座のメリットとして自分のペースで学習を進められることです。
ただ1つだけデメリットなのが3ヶ月かかってしまうというところです。
もっと早く調剤報酬請求事務技能認定を取りたいという人には向いていないかもしれません。
ニチイの通学の調剤専修コースの流れを解説！
受講料は税込24840円、受講経験割引価格だと21114円です。
- クラス設定
- 自宅で修了試験
- 修了
- 調剤報酬請求事務技能認定取得
ただし申請料3000円かかります。
通学コースは午前、午後、夜間、全日などさまざまざクラスが用意されています。
その中から自分にあったものを1つ選択し、通学で学習をします。
ただし申請料3000円かかります。
通学コースのメリットは同じ目標をもった仲間と一緒に学ぶためモチベーションが保ちやすい、大体1.5ヶ月と通信コースの半分の時間で済むところです。
しかし、カリキュラムは事前に決められるため、自分のペースで学習することはできません。
調剤報酬請求事務技能認定が役に立つ仕事は？
調剤報酬請求事務技能認定が役に立つ仕事は、主に薬剤師の補助業務のレセプトの作成、病院からの処方箋を元に薬剤師が調合し、会計のときの計算やレセプトの計算など専門的な事務処理、雑務がおこなうことができます。
これらの業務を行うのは調剤薬局事務と呼ばれる人で調剤報酬請求事務技能認定を取得するとこの仕事につくのに有利になります。
調剤薬局事務は主に女性に人気で、子育てが終わったあとの社会復帰をするときに調剤報酬請求事務技能認定を取得して、就労することが多いので、雇用期間は平均6～15年と短い傾向にあります。
まとめ
ここまで調剤報酬請求事務技能認定の試験内容、対策方法、なれる仕事を紹介してきました。
調剤報酬請求事務技能認定は比較的難易度が優しい資格で誰でも頑張って講座を受けて修了試験を受かれば合格することができます。
最近では薬剤系の知識を増やしたい方にも人気の資格なので気になる方は是非目指してみることをおすすめします。