皆さんは医療事務をご存知ですか?
事務職の中でも人気度が高い医療事務ですが資格をとるためにはどのような勉強方法で行えばよいのでしょうか?
スクールや通信講座を利用して行うことも可能ですが、今回は独学での勉強方法についてご紹介していきます。
目次
医療事務とは?
まずは、医療事務資格はどのようなものなのか理解していきましょう。
「医療事務」という名称の資格が存在するのでは無く、医療にかかわる資格全般を総称して「医療事務」と読んでいます。
その中には歯科医療事務、薬剤事務、介護事務などさまざまです。
医療事務は国家資格でなく民間資格!
一般的に医療事務として多くの方に認識されているのは「医療事務技能審査試験「メディカルクラーク」」であり、医科と薬科に分けられます。
多くの種類があり、中には受験するために資格が必要な場合があるので、医療事務取得を目指す方は、受験資格を確認して上で受験することをおすすめします。
では、受験資格が必要な医療事務資格にはどのようなものがあるのでしょうか?
受験資格が必要な条件を一部ご紹介します。
医療事務資格 | 受験資格 |
医療事務検定試験 | 日本医療事務協会が認定する医療事務講座を修了 |
ドクターズクラーク | 実務経験か指定講座を修了 |
医療保健士 | 指定された学校の指定された科目を履修し、単位を取得 |
保険請求事務技能検定試験 | 日本医療事務協会が認定する医療事務講座を修了したもの、医療事務講座修了レベルの知識を有していること |
上記ででご紹介したのはほんの一部です。
受験する際は一度確認してから受験しましょう。
医療事務のおすすめ独学勉強法とは?
ここでは独学で勉強する際に必要な物や勉強方についてご紹介していきたいと思います。
診療報酬の計算には点数表というものが必要です。
医療報酬とは医療保険から医療期間に支払われる治療費ことを指します。
1点10円ですべての医療行為に点数が付けられています。
さらに医療の価格だけでなく、リハビリの時間に制限があったり、がんの検査の回数が決められています。
そのため、点数表は非常に重要です。
「医療報酬点数表」、「医療点数早見方」の最新の物を用意するしなければなりません。
点数表は購入するべき?
点数表は書店で購入することも可能ですが、インターネットで閲覧することも可能であるため、購入せずにサイトを利用するのも一つの手です。
次に重要なのは書店などでテキストや参考書を購入し、何度も取り組むことです。
基本的には最新の参考書を購入し取り組むことをおすすめしますが、あわせて過去問題集でも学習することで試験の流れを確認することができるためおすすめです。
繰り返し問題に取り組むことで自分の得意分野と苦手分野を把握しましょう。
アプリを活用して勉強する
もう一つの方法はアプリケーションを利用することです。
スマートフォンなどで移動時間やスキマ時間に手軽に勉強できるため探してみましょう。
また、アプリによっては正解率が出るものもあるためおすすめです。
このように色々な勉強方法があるので皆さんも自分にあった方法を見つけてください。
試験前にするべきこと
試験前にするべきことは自分にあった資料を作成することです。
日々の勉強からこのことを意識して行うことが重要です。
ひと通りテキストを学習し終えたら、模擬試験を行います。こうすることで自分がどの部分を理解出来ていなかったが明確になります。
ここで重要なのが問題集に直接書き込まないことです。書き込んでしまうと一度しかできず、もう一度やる際に一度過去の解答を消してから行わければいけないというロスタイムが生まれてしまいます。
そのため問題集を事前にコピーしておくことをおすすめします。
こうすることで過去に間違えていた問題が次にやった時にも間違えていたりすると自分が苦手であることが分かります。また得意分野を見つけることもできるため学習スケジュールが立てやすくなります。
独学のメリット
独学のメリットはなんと言っても自分のペースで勉強を進めることができるため、家事や仕事で忙しい場合でもスケジュール管理を行いながら時間を調節することができることです。
また自分が良いと思った参考書を購入することができるため、自分に合った勉強方法で学習することが可能です。
独学のデメリット
独学は時間の縛りがないため、自主的に勉強しないと学習が進まなくなってしまいます。
そのため、いつまでに終わらせるなどのスケジュール管理を怠ってしまうと合格することが不可能になってしまいます。
また自分で情報収集を行わなくてはいけないため、就職する際も自分で探さなくてはいけません。
このように独学で学習する際には自分にあった対策をすることで合格につながります。
独学での勉強は自分にあった方法を探すのが一番!
いかがだったでしょうか?
医療事務の資格を取得する際は、まず自分がどの医療分野を目指すのかを明確にすることが重要です。
そのため自分に合った資格を探すためにも、経験者に話を聞いたりすることをおすすめします。
方向性を見分けた上で自分に合った勉強方法で学習しましょう。