未経験で介護職への転職!失敗しない方法を紹介

未経験で介護職への転職!  失敗しない方法を紹介

高齢化に伴い介護職への転職を考える方が増えています。

今では様々なタイプの高齢者施設も増え、求人も増加しています。

ですが未経験での転職だと「後悔したくない」「もし辛かったらどうしよう」など不安要素もたくさんあるでしょう。

今回の記事では未経験者目線で介護職の転職方法ややりがいについて紹介していきます。

今が転職のチャンス?!介護職の将来性は?

介護職は現在かなりの人で不足です。

それに加え、現在の介護業界は利益の追求のため、差別化を図っている施設が多いです。特にサービス業として機能している施設が増加しています。

基本介護人材は常に求められています。

その影響で未経験の介護職の方がかなり増加しています。

なので未経験でもどこかしらの施設には職に就けるといえる状況です。

そもそも介護職って何するの??

介護職は高齢者の生活のサポート、身の回りのお世話をする仕事のことです。

主な仕事は以下になります。

  • 起床や就寝の準備、着替え、入浴介助、洗顔、排せつの手伝い等
  • 食事の準備や食事の介助
  • 衣服の洗濯やシーツ、部屋等の清掃
  • レクリエーションの企画運営
  • 病院への付き添い、受付や支払い

あくまで一例です。高齢者の状態によってお世話する内容は異なります。

介護職ってどんな働き先があるの?

介護職の勤務先というと老人ホームしか思いつかない方も多いかと思います。

実は老人ホームとはいくつかの種類に分かれており、入居者の条件や仕事内容も少し異なります。

以下が主な例になります。

老人保護施設 リハビリテーションを中心とした介護を提供

入居者は状態が安定した65歳以上

養護老人ホーム 65歳以上

家族と過ごすことが困難となった場合

特別養護老人ホーム 入居者に対し、24時間体制での日々のお世話を行う施設。
デイサービスセンター 日中の限られた時間だけ利用者のお世話を行います。入浴・食事等の介助
サービス付き高齢者向け住宅 高齢者向けの賃貸住宅。

入居者に合った介護や医療サービスが受けられる住宅です。

有料老人ホーム 運営は主に民間企業。有料のためサービス重視な場合が多く、個々の特徴があります。
訪問介護 ご利用者の自宅に伺いお世話を行います。介護だけでなく、生活の支援も訪問介護は行います。

このように介護職として働くにも、たくさんの活躍の場があります。

夜勤で稼ぎたいという方は特養や養護老人ホームなどで働くと良いでしょう。

入居を前提をした施設のため、夜勤ありでシフト制となっています。

このように住んでいる場所や、希望の働くスタイルなどからぴったりの職場を選びましょう。

介護職への転職する場合の雇用形態

介護職の雇用形態は様々です。自分に合った雇用形態を見つけていきましょう。

以下が主な主な雇用形態です。

  • 正社員
  • 契約社員
  • 派遣社員
  • パート・アルバイト

介護職の正社員の特徴

正社員と聞くと、資格があって経験豊富じゃないといけないと思っていませんか?

実は未経験、無資格でも正社員として求人を出している事業者は多くあります。

正社員としてのメリットはやはり社会保険。そして定年まで働けることです。

その他にも各種手当、賞与、昇給、退職金などの待遇は施設によって異なるでしょう。

また正社員だとキャリアアップの可能性があります。

能力や仕事ぶりが認められるとリーダーや本部での勤務ができるようになります。

介護職の契約社員の特徴

契約社員は雇用期間が定められているのが特徴です。基本契約時に定めます。

契約期間後は再度同じ職場で契約を結ぶか、新たな職場を探すことになります。

また職場によっては契約社員から正社員への登用にチャンスがある場合もあります。

勤務形態は、「常勤」と「非常勤」の二つがあります。

二つの違いは給与体系です。

常勤の場合は月給制、非常勤の場合は時給制であることが多いです。

また契約によってはボーナスが出るところもあります。

介護職の派遣社員の特徴

派遣社員は派遣会社に所属しており、直接施設の雇用ではありません。

派遣期間は3か月更新、最長3年契での雇用契約の場合が多いです。

派遣社員の良いところは、基本的に自分で勤務時間を決められるところです。

雇用期間も決まっているためつらい人間関係にも悩む時間が少なくなるでしょう。

た時給が直接雇用より高めに設定されているのもメリットです。

介護職のパート・アルバイトの特徴

パートアルバイトは勤務日数を自分で決められる点が一番の魅力でしょう。

理想のライフスタイルに合った働き方ができます。

特に子育てや家事と両立したい方にはぴったりです。

また扶養を超えたくない方も、シフト制のため調整することが可能です。

介護職で働く場合に必要な資格

介護職にはいくつかの資格があります。

以下が主な例です。

  • 介護職員初任者研修
  • 介護福祉士実務者研修
  • 介護福祉士
  • ケアマネージャー
  • 理学療法士
  • 作業療法士

ただ理学療法士や作業療法士は学校に通う必要があるなどハードルが高めの資格です。

まずは介護職員初任者研修の資格を取ることをお勧めします。

介護職員初任者研修の資格は、介護の基礎知識・スキルがあることを証明できる資格です。

この資格があるだけで面接時に有利になったり、給与面でも資格手当等で優遇される職場もあります。

介護福祉士実務者研修は介護職員初任者研修の資格の上の位の資格です。

医療的ケアや、たん吸引などより高度なスキルが身に付きます。

介護職でさらに上を目指していきたい方は取得したい資格ですね。

介護職未経験者向けの求人サイト紹介

介護職向けの求人サイトは沢山あります。

正直どこが良いかわからない方が多いかと思うのでおすすめサイトをピックアップしました。

未経験歓迎の求人も充実しています。

きらケア

きらケアは神奈川・東京・埼玉・千葉など首都圏の求人を多く扱っています。

また求人は登録者のみが見ることができ、一般には非公開となっています。そのためと登録者1人1人確実なマッチングが強みです。

さらに介護資格スクールの研修が無料で受けるができます。

カイゴジョブ

カイゴジョブは介護業界に特化しており、長年運営しているため信頼できるサイトです。

25万円以上の高給与求人が多数あるのも人気の理由です。

また相談にも親身に乗ってくれると口コミで評判なのでしっかり転職先を見つけたい方に向いているでしょう。

介護求人ナビ

介護職専門の求人サイト。全国約50,000件の求人情報が掲載されています。

様々なサービス形態、就業形態から選ぶことが可能です。

給与データなどコンテンツも充実しています。

e介護転職

介護・福祉業界に特化した専門サイトです。

実際に面接する前に、希望の職場へ説明会や見学会に行くことが可能です。

他にもオフラインの就職フェア等も行っているので、安心できます。

介護未経験者が転職成功するには

未経験の方が介護職への転職の際に一番気になるのが面接や志望動機ではないでしょうか?「未経験だし面接に有利な話がない。」という方も多いかと思います。

これから未経験の方向けの介護転職の際に必要な志望動機や、面接の際に気を付けるべきポイントを紹介していきます。

未経験でも大丈夫!介護への熱意をアピール

未経験でも相手に響くアピールすることは可能です。

以下の中どれかに刺さるアピールができると良いでしょう。

  • 前職で学んだことと介護職で生かせそうな部分
  • 学ぶ意欲のアピール
  • 面接前に資格習得済み
  • 主婦の経験で家事等のアピール

まず大切になってくるのは熱意です。

介護職は働く前とのギャップで辛く、すぐに辞めてしまう方が多いです。

そのため長く働いてくれる人材を求めています。

ですがただ熱意だけだと説得力がないので、過去の経験と結び付けておくとより面接で有効でしょう。

面説前に資格を所有していれば、介護へのやる気のあるやつだと思われます。

その他にも前職の経験や主婦力など即戦力になるエピソードを話せると有効です。

未経験者の介護職面接の際の注意点

未経験からの介護職への転職となると経験がないため、人柄がかなり重要になってきます。

入居者は基本お金を払っているお客様です。採用側もしっかりした人材を採用したいと思っています。

また介護業界では学歴や経歴はさほど差はつかないので安心してください。

以下で未経験の方が介護職へ転職する際に大切なポイントを紹介します。

スーツを着用する

介護職だと面接に着ていく服装に悩まれる方も多いかと思います。

普通のアルバイトとかですと基本私服で行くとこが多いので私服で行きたくなる方も少なくありません。

面接の詳細に服装の指定がなかったらビジネススーツで行くのが安心です。

スーツを着用していけば、マイナスの印象になることはありません。

ですが「ラフ過ぎない程度の私服」だと個人の基準で選んでしまい、相手方に無礼な印象を与えてしまう可能性があります。

転職理由に注意

転職理由はかなり気を付けたほうが良いでしょう。

転職理由が以下の中で似た内容を話してしまうと危険です。

  • 人間関係がうまくいかなかった
  • お客様と揉めてしまった
  • 仕事内容が辛かった

介護職ではコミュニケーション能力や人間関係構築力がかなり重要になってきます。

「人間関係がうまくいかないと入居者とも上手くやれないのではないか」

「お客様ともめてしまったなら入居者ともトラブルを起こしてしまうのではないか」

などこのような人物だと採用側にとって大きなリスクになります。

また仕事内容が辛かったが一番言ってはいけません。

「前職の内容で辛いならうちでも無理だろうな…」と思われてしまいます。

  • 何を身に付けたいのか
  • どんな自分になりたいのか

などポジティブな理由を見つけられると良いでしょう。

ゆっくり、間をとりながら話す

介護施設では高齢者と話すことがメインになります。

そのため早口で話してしまうと、高齢者の方が聞き取れず、ストレスを抱えてしまいます。

そのため優しい口調でゆっくり話せる人が好まれます。

こうしたことは面接の際に判断されるので違和感のない程度にゆっくり話しましょう。

訪問時の対応・面接官以外への気配り

介護職は入居者からお金をいただいている立派なサービス業です。

そのため面接時の受付での態度が横柄、そっけない態度だといずれ入居者へも同じ態度をとるのではないかと思われてしまいます。

また高齢者の方は自分でできることが減ってきます。そのため気配り、周囲の困っている人への手助けが普段からできることが大切になってきます。

こうした些細なことが面接時に表れてしまいます。普段から意識しましょう。

介護職未経験者が就職して後悔しない方法

介護職は未経験でも転職できる可能性が高いために、それだけとりあえず初めて後悔してしまう方が後を絶ちません。

以下のポイントを確認してから転職すると後悔を減らせるでしょう。

  • 職場の人間関係を知らずに転職した
  • 求人の雇用条件と実際の雇用条件が異なった
  • 自分が介護職に向いているか確認しなかった
  • 年収と勤務地だけで決めてしまった

上記のポイントはしっかり押さえましょう。

これらは単なる情報不足です。集めようと思えば集められます。

特に人間関係は大切です。未経験者は上司にしっかり教えてもらうことが大切です。

そのため人間関係が悪いと仕事を学べずに仕事が辛くなってやめてしまうでしょう。

介護未経験者のよくある悩み

無資格・未経験での転職するとやはり悩みがある方はいます。

もちろんやる気のある方々でも、仕事ができない自分が嫌になってしまうことがあります。

最初はできなくて当然です。いきなり完璧にこなせる方はいません。

ただどういう悩みがあるのか事前に知っておくだけで心の準備ができるので紹介していきます

  • 仕事が覚えられない
  • 人間関係が良くない
  • 元気な方の介護がしたい

仕事が覚えられなくてもそこまで心配する必要はありません。

介護職で一番大事なのは入居者を大切に接することです。

仕事ばかりに気を取られ雑な対応をしてしまわないように気を付けましょう。

介護職のやりがいとは?

ここまで介護職の辛い面も紹介してきましたが、介護職はとても素敵な職業です。

以下が実際に働いている方から聞く、介護職のやりがいです。

  • 利用者・親族から「ありがとう」の言葉を貰うとき
  • 「あなたがいてくれて良かった」と心から必要とされているとき
  • 人や社会の役に立っている事実
  • 多くの人の人生に触れることができる

やはり人と人との関わりの仕事のため、辛いことも多い反面、うれしいことや感動することも多いそうです。

最初は冷たく当たってきたおじいさん。全然いうことを聞いてくれないし、理不尽に怒ってくる。そんな方へ半年間、めげずに優しく接し続けたらだんだん仲良くなってきたそうです。

最初はつまらなそうにしていたレクも今では楽しんでくれているそう。

そして「あんたに逢えて良かった」と最高の言葉をくれたそうです。

介護職冥利に尽きますね。

介護職は利用者様の人生の最後のパートナーのうちの一人です。

あなたが楽しく働くとこで利用者様も最後時を楽しく過ごせます。

ぜひ最高の転職をしてください!

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