介護報酬請求事務技能検定試験とは?介護事務の就職に役立つの?詳しく解説します!

介護報酬請求事務技能検定試験とは?介護事務の就職に役立つの?詳しく解説します!

高齢者の増加が著しい我が国日本。

その高齢者を支える若者、つまり生産年齢人口の割合は相対的に減少していく一方です。

そうなるとその高齢者を支える生産年齢人口への負担も増加していきますね。

多くの高齢者は介護を必要としますが、その負担を少しでも軽減できるよう誰かが動かなければなりません!

それではどうやったら日本の介護問題に貢献できるのか?そのカギとなるある試験があります。

それは介護報酬請求事務技能検定試験です!

それでは、介護報酬請求事務技能検定試験について紹介していきます!

介護報酬請求事務技能検定試験について解説!

受験資格・試験内容は?

応募資格は

  • 日本医療事務協会が認定する介護事務講座を修了した者
  • 受験申請のあった大学・短期大学・専門学校・高校の学生・生徒

となっており、幅広い人が受験できる資格となっています!

受験科目は

  • 実技試験…診療報酬明細書の作成
  • 学科試験…介護事務の一般知識・介護制度の一般常識

参考資料の持ち込みはOK!ただし、電卓を除くスマートフォン・携帯電話等電子機器の持ちこみは不可なので注意しましょう。

試験日・試験時間は

  • 毎月…第3日曜日
  • 試験時間…2時間

その他詳細事項は日本医療事務協会に確認するようにしましょう。

合格率は平成29年で84.1%となっています。

介護報酬請求事務技能検定試験って有効な資格なの?

履歴書の所有資格についての記入欄にも書くことのできる公式な資格なため、転職をしたいときにも有効です。

この試験は介護事務の最も特徴的な仕事である、レセプト作成に重点をおいた試験になります。

合格すれば、「日本医療事務協会主催 介護報酬請求事務技能検定試験 合格」と履歴書に記入することができます!

介護報酬請求事務技能検定試験って難しいの?

初心者でも数か月で合格をつかみ取ることができます!

ですが、医療介護に関する分野の専門的な用語や診療報酬明細書の作成方法等についても問われますので、学習時間・学習の質の観点から、適切な学習は必須です。

ちなみに、合格率は平成29年度では84.1%と比較的取得のしやすい資格となっています!

介護報酬請求事務技能検定試験ってどうしたらとれるの?

みなさんの中にはこの資格取得を志す上で「独学ですべて学ばなければならないの??」と考えてしまう方もいるかもしれません。

そんなことは一切なく、独学以外の方法もしっかりあります!

その一つとして挙げられるのは、介護報酬請求事務技能検定試験認定スクールに通う方法です。

日本医療事務協会で開講される対策講座で、通信コース・通学コースの2種類があります。

ご自分の生活スタイルに適するやりかたで学習することができるのです!

気になる費用は、通学コースの場合は税込みで48600円(標準クラス 6時間×3日間)、通信コースは介護事務通信講座で税込み46440円(最短1か月)となってます。

「短時間でスキルを身に着けたい!」という場合はこれら通信・通学コースがおすすめです。

介護報酬請求事務技能検定の資格取得者はどんな仕事をしているの?

主な勤務地は?

  • 老人ホーム
  • グループホーム
  • 介護老人保健施設
  • デイサービスセンター
  • 療養型医療機関
  • 在宅看護支援センター
  • 訪問看護ステーション
  • 高齢者生活福祉センター

などさまざまあります!

仕事の内容とは?

資格取得後は、例えば介護サービスの事業所において、利用者と地方自治体への介護報酬業務を円滑に行うことができます。

他にも、利用者の入所の手続きやサービスの案内、負担となる費用のことにも詳しいことから、介護職員のプロとして働くことが可能です。

介護事務のみならずその他書類作成についての知見も深まるため、介護関連の業界で成長していきたいという方には資格合格を目指す価値があると思われます。

介護事務に向いている人ってどんな人なの?

コミュニケーションが取れる人

まず、介護事務はコミュニケーションが取れる人に向いています。

なぜかというと、介護事務に携わる人は高齢者の方だけでなくその家族・職員・業者といったように、さまざまな人との関わる機会が多いからです。

職員同士の連携・チームワークももちろん必要です。

自分本位な人には向いていないかもしれませんね。

数字に強い人

介護事務に携わるということは、多くの数字に触れるといってもよいでしょう。

というのも、介護事務というのは帳簿とにらめっこすることも多く、報酬や給料にも関わってくるからです。

ですが、多くの数字触れるといっても、基本的には足し引き算ができるのであるば問題ありません。

介護事務の仕事に情熱をもつことができる人

どの仕事にも共通して言えるかもしれませんが、やはり情熱を仕事に注げなければいけませんよね。

期限を守って仕事を行い、てきぱきとこなせなければなりません。

さまざまな工夫と意識的な改善を日頃から意識して介護事務の仕事をする必要があります。

介護報酬請求事務技能検定の資格をとろう!

今回は、介護報酬請求事務技能検定試験の内容から、介護事務に適性があるについて説明しました。

介護報酬請求事務技能検定の資格をもっていれば、就職の時に必ず有利にことを運べます。

介護事務の仕事をしようと思っている方はぜひ資格を取りましょう。

おすすめの取得の仕方は、通信講座で勉強しつつ、受験資格を獲得し試験を受ける方法です。

通信講座であれば、自分のペースで勉強できますし、講座料も安く、交通費もかからないので大変おすすめになります。

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