このページでは介護事務の平均年収を主に紹介していきます。
他にも取ることで年収UPする資格は？
介護事務に転職は難しい？などの疑問にも答えていきたいと思います。
まずはじめに介護事務とはなにか？と思う人も多いと思うので介護事務について簡単に説明していきたいと思います。
目次
介護事務とは？
介護事務は介護サービス施設や事務所などで主に勤務する事務職です。
現在高齢化社会である日本は4人に1人が65歳以上の高齢者という状況にあります。
そんな中で今高齢者を支えるために必要な職種は介護職といえます。
まず、間違えられがちな介護と看護の違いを説明します。
介護は基本的な日常生活が出来るように支援すること。看護は病気や怪我の状態を改善すると区別します。
介護士であれば重労働で「大変そうだな～」というイメージがあると思いますが、介護事務業務であればデスクワークが多く体力的にはあまり疲れる作業ではないと思いますが、長時間の作業が多いのでそれに耐えられる我慢強さもなければいけません。
まず、介護事務では介護報酬請求書の作成方法・介護保険制度についての知識を十分に理解している必要があります。
受付係であればしっかりとした対応能力、レペプト作成にはパソコンを用いるのでパソコンのスキルも大切になっていきます。
介護事務の年収はいくら？
介護事事務の給料は雇用形態によって変わってきます。
介護事務の年収は下記です。
20代の平均年収では約248～344万円となっているので、介護事務の平均年収は高い方に分類されるのではないでしょうか。
正社員の場合、月給15～20万円で年収325～390万円が相場となっています。
アルバイトでは時給800～1200円が相場です。
また、介護事務は女性が活躍しやすい職種でもあるため比較的女性が働きやすい場所でもあります。
また、介護事務でも業種が別れているので年収も変わってきます。
また、介護事務専業で働く人の平均月給は18～20万円となっています。
ヘルパーステーション：280～300万円、介護福祉250～400万円、ケアマネジャーは400万円前後で、それぞれの施設で給料が変動したりします。
つまりはじめの手取り金が3万円ほど多くなります。
資格を取ることによって変わる年収
資格を取得することで正社員では年収、アルバイトでは時給がアップするため、より給与を上げたい人は資格を取得すべきです！
ケアクラーク(R)技能認定試験
認知度が高く、介護事務以外の社会福祉や看護技術にも役立つ資格です。
試験内容は看護報酬請求・介護給付明細書の2問で合格率は70％以上なため、他の資格よりも取りやすいです。
介護事務実務士
介護報酬請求事務の仕事で必要となる資格です。
試験内容は介護保険法・介護保険制度の学科試験で合格率は約67.5％程度になっています。
介護事務管理士
サービス事務所の受付・会計・レセプト業務を担当する際に必要となる資格です。
試験内容は介護保険制度・介護報酬の請求についての知識などが出題され、合格率は50％程度となっています。
安定した介護事務に転職するには？
介護事務は介護報酬請求業務介護保険制度を理解している必要はありますが、国家資格を取らなければならない業務ではないので、資格が無くても転職することは可能です。
また、介護事務の経験があればより転職しやすいです。
しかし、介護事務専任の求人数は他に比べて少ないため、なかなか転職することは難しいと言えます。
そのため、ただ資格を持っていれば良いというわけではなく、介護事務以外の知識も身につけ他の人との差を開くことがポイントとなります。
介護事務は離職率は重労働が多い介護職員に比べて低く、安定して職につけると思います。
介護事務でも夜勤の作業はあるため計かつリズムが崩れる恐れがあるので、転職する際にはその転職場所をしっかりと調べましょう。
まとめ
参考になりましたか？今回は介護事務の年収や転職・資格について解説させていただきました。
介護事務の給与は他に比べて少し低めではありますが、安定した給与をもらうことが出来るので、安定性を求める人には良い職種かもしれません。
また、介護事務の認知度は低く、就職を狙っている人は少ないので狙い目でもあります。
更に、資格を取得していなくとも就職出来ることが最大のメリットともいえます。
もっと年収をUPさせたいという人は資格を取得することで多くもらえることができます。
ケアマネージャーを兼ねれば約400万円もらうことが出来るので、しっかりと勉強して稼ぎましょう。
介護事務は良いところもありますが、悪い点もあるので気をつけなければなりません。
転職では何も敬遠がない人よりもこれまでに介護関係で働いた経験がある人を取りやすいため、資格を取得するなどして人よりも努力しなければいけません。
人手不足の介護師に比べてあまり人を人の数を必要としない介護事務は倍率も厳しいです。
この記事を参考に是非介護事務を受けてみてはいかがでしょうが。