登録販売者になるには実務経験は必要?実務経験を積んでキャリアアップしよう!

登録販売者になるには実務経験は必要?実務経験を積んでキャリアアップしよう!

以前、登録販売者の資格試験には学歴や実務経験というものが必要でしたが、現在その条件等は廃止され、受験資格が誰でも持つことができるようになりました。

しかし現実問題として、試験に合格したばかりの人では、お客様の質問にすぐに答えられるか、しっかりとした対応ができるかどうか不安になる人が多いのではないでしょうか。

そこで、登録販売者の就業する条件として、資格取得後の実務経験が重要視される中で、この実務経験について詳しく解説していきたいと思います。

登録販売者は実務経験なしで取得できるの?

登録販売者資格を取るだけなら実務経験はいらない

ここでは登録販売者の資格をとるために実務経験が必要かどうか解説していきたいと思います。

以前はあった実務経験や学歴などの受験資格

平成26年の試験までは、医薬品販売の実務経験をおよそ1年以上積んだ方のみ受験できるという決まりでした。

しかし登録販売者の受験資格がなくなったため、登録販売者に合格をしてから実務経験を積んだり、現在の実務経験を活かしたりして、正規登録販売者を目指すというキャリアアップの方法を柔軟に選択できるようになりました。

受験資格としてみられなくなった実務研修

受験資格として廃止された理由は「実務経験証明書」の不正の発覚だと言われています。

この不正の表面化が謝下院問題となり、不正をチェックする自治体の負担も大きくなりました。

結果として受験資格の緩和により、資格の取得のチャンスが広がりました。

また一方で、医療品を扱う薬局が増えたことで需要が高まり、就職に強い人気の資格になりつつあるのです。

登録販売者として実際に働くのに必要なのが実務経験

実務経験を得ることで初めて売り場に立てる

一般的に求人サイトで「登録販売者募集」と記載されている場合、求められているものは実務経験を持つ人です。

そこでドラッグストアといった小売店以外では、店舗管理者になれる登録販売者が優遇されることが多いです。

ここでは実務経験を得るための方法、売り場に立つための実務経験について解説したいと思います。

研修によって実務経験を得る

実務経験が無くても以下の方法で研修生という扱いで、店舗管理者になるための実務経験を積むことができます。

1,薬剤師または新規の登録販売者の管理と指導のもとで、医療品販売に従事する。

2,従事時間として直近5年のうち2年間以上従事する。(医療品に関わった時間で算出)

3,勤務期間として、1ヵ月80時間以上勤務する。

また、上記の5年間のうちに2年間の実務経験を必要とするのは第二・三類医薬品の店舗管理者になるための条件です。

第一類医薬品を販売する店舗の管理者となる場合は通常と違い、登録販売者として従事した機関の合計が3年以上である必要があります。

実務経験が条件に達しないときも大丈夫

数年前に何らかの理由をもって退職してしまった方で、実務経験の要件を満たしていないという方がいう方がいると思います。

しかし、そういった方もあきらめないで下さい。

過去5年間で実務経験がある方は、以前の職場より実務経験証明書を発行してもらうことができます。

一方で申請を受けた企業は発行を義務付けられています。

この実務経験証明書をもって、足りない分の研修を受けることができるのです。

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キャリアアップにも必要な実務経験

実務経験を活かせば店舗管理者になれる!

実務経験を積んだ登録販売者の多くは、店舗管理者になります。

そこで、ここでは店舗管理者についてお話ししたいと思います。

店舗管理者とは?

医療品を販売している店舗で「店舗管理者」というものを常設する必要があります。

この店舗管理者とは、店舗内にいる薬剤師や登録販売者、その他従業員を監督し、医療品等を管理する店舗運営の責任者です。

先程も話した通り、2年間分の実務経験を積んだ登録販売者のみが店舗管理者になることができます。

店舗管理者になって給与もキャリアもアップ!

店舗管理者になることのできる登録販売者は現在、多くの企業より求められています。

そういった中で就業する、転職するといった意味でキャリアアップにもなります。

また、平均年収も正社員が約300万円以上である一方で、平均400万円以上に上がると言われています。

登録販売者の資格を持っている人でキャリアアップを考えるのならば、実務経験をしっかり積んで、店舗管理者になることをおすすめします。

実務経験を積んで立派な登録販売者を目指そう!

現在ドラッグストアやスーパーマーケット、ショッピングモール内のドラッグコーナーのような薬局からの求人数も多く、登録販売者のニーズは広がっています。

そういった状況の一方で、資格取得の緩和によって登録販売者の希少性も薄れていっています。

そこでほかの登録販売者との差別化の意も込めて、実務経験をしっかり積む必要があります。

店舗管理者は大変求められています。

そこで実務経験というのはかなり重要な要素となるだろうと思います。

だからこそ、実務経験を積んで、立派な登録販売者を目指しましょう!

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