介護職がうつ病になりやすいってホント?体験談から対処法を詳しく解説!

介護職はうつ病が多い?体験談から対処法を詳しく解説!

介護士のうつ病を聞いたことがあるでしょうか?

近年増えて問題視されているのが介護士のうつ病です。

夜勤やケアなどの肉体労働から不規則な生活リズムや利用者とのトラブルなどがあるため多くの職員はストレスにさらされています。

介護士の仕事は非常に大変であり、その過酷さからうつ病患者が多く退職する方までいます。

自分もうつ病なのかもしれないと心配である方は早めに病院などの専門機関に伺うことをおすすめします。

介護士のうつ病とは?

うつ病は精神疾患の一つです。

一般的に気分が落ち込んでる、何も意欲がわかないといった状態が何日も渡り続くのがうつ病です。

睡眠障害からはじまり、1日仲だるくて動けないことや生きる価値がないという精神状態になることもあります。

その他にも表情が暗い、便秘がち、集中力が落ちるといった症状がみられるようになります。

状態によっては相談窓口や病院に訪れることでカウンセリングないしは薬を服用することで治療することができます。

介護士うつ病になりやすい特有の原因

介護士の職業という性質上うつ病を発症させる要因はいくつかあります。

利用者と利用者の家族に振り回される、相手本位の行動をしようするあまりに自分にプレッシャーをかける、夜勤による生活リズムの乱れなど多くの要因があります。

特に介護サービスをする人は利用者のために働く「優しさ」が自分を追い詰めることになってしまいます。

また、人手不足の施設では休みをとるのが難しく休みの間でもいつ呼び出されるのかわからないといった責任感と緊張感で精神をすり減らす方が多くいます。

うつ病の体験談

20代男性

デイサービスに就職しましたが、専門が高卒業時に国家試験に落ちて職場を紹介されました。同じ福祉系の職場でしたが、利用者や同僚とのコミュニケーションがうまくとれず関係が悪化してうつ病を発症しました。そのため、3ヶ月の休職させてもらいましたが徐々に回復してきたこともあり過去に落ちた国家試験を再挑戦をして介護福祉士に合格することができました。試験に合格した後に職場に戻ると休職していたことについての嫌味が強くて耐えきれず退職しました。もともと人数が少ないのにもかかわらず休職したことについて周りの職員から理解は得られなかったようです。

20代女性

福祉現場で働きたいと思い、期待をして就職しましたが施設の職員と上司の考えと合いませんでした。自分は利用者さんのケアを丁寧にするサービスや理念を重視していましたが、上司や同僚は利用者のことよりも施設の利益ばかり重視していまいた。その姿勢に疑問を持ちました。勤めてしばらくたつころには体調が悪くなり、職場で過呼吸になったことをきっかけに病院にいったところうつ病であると診断されました。その後も服薬しながら勤務をしようと思いましたが、続けられず休職しました。しかし、休職して戻る頃には居場所はなく居づらくなり退職しました。

うつ病になったらどうすればいい

うつ病の回復にはセロトニンという神経伝達物質を増やすことでうつ病の予防に役立ちます。セロトニンはどうやって増やすのか?

簡単です。「日光浴」「正しい生活リズム」「リラックス」「栄養のある食事」「十分な睡眠」「適度な運動」のこれらをすることでうつの予防をすることができます。

転職や退職の道

自分の働いている職場が自分に合っているか考える

うつ病になった原因として考えられるのは職場の人間関係や雰囲気が原因の場合があります。

職場の環境や人間関係は簡単に変わるものではありません。

例えば、上司に嫌われてパワハラ・セクハラを受けているなかで休職をしたり、ワンオペや過剰な労働量に耐えきれず休職しても事態が好転することはめったにありません。

むしろ、人手不足のなかで休職をすると施設内の職員は忙しいのに抜け出した裏切り者として攻撃的になることがあります。

やめた職場、やめたいと考えている職場では何がストレスだったのか振り返ってみましょう。

転職して環境を変えるのが手っ取り早い!

もし、介護のやりがいを感じていたのであれば転職するときは同じ介護職でも大丈夫でしょう。

介護にやりがいはあるけどストレスを感じているのであれば社会福祉士や介護福祉士などの資格を持っていれば専門家としてより広い選択肢とより高い給料を貰うことができます。

それでも人間関係に悩んでいた方もいるかと思いますが、これも人間関係が良好な職場を探してくれる転職エージェントサイトがあります。

有名な転職エージェントサイトであれば「かいご畑」「きらケア派遣」があります。

具体的にどのようなサービスかと言うと、派遣先に事前見学を申し込める。就職アドバイザーが無料で転職をサポートしてくれます。

まとめ

介護士の方がうつ病で転職・退職するのは珍しいことではありません。

もし、辛いと思ったら無理をせずにやめて一度キャリアを考え直してみるのもいいでしょう。

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