今、薬剤師への転職がたいへん人気となっています。
しかし、せっかく転職しても自分に合わない環境や待遇だったら、意味がないですよね。
転職の理由は人間関係、職場環境、収入を上げたい、超過勤務や休みが取りにくい、もっと高いスキルを身に着けたいなど様々だと思います。
そこで、薬剤師への転職で悩んでいる人は、しっかり転職サイトを見極めて、自分に合ったサイトを見つけておかなければ、転職は成功しません。
現在、薬剤師の転職サイトはたくさんあるので、ただひたすら登録するよりも、自分に合うサイトの中から自分の希望を見つけたほうが失敗しにくく、近道です。
このページでは、薬剤師への転職を考えているけど、どれに登録すればいいかわからない、また、転職を考えているけど自分に合ったサイトを見つけたい人に向けた厳選サイトを用意しています。
薬剤師への転職サイト選びで悩んだり迷ったりしている方は、ぜひ参考にしてください!
目次
薬剤師の転職におすすめの転職サイト:第1位 薬キャリ
1位は薬キャリになります。どんな業種、どんな年齢でも登録しておきたい鉄板サイトになります。
薬キャリの強み
薬キャリの強みは4つあります。
- 医療機関の間で知名度が高く企業薬剤師の求人数が多い
- 求人が丁寧で的確なので、相性のいい企業とマッチしやすい
- 電話、レスポンスが早いため、安心してスピーディに進められる
- ママ薬剤師向けの求人検索が可能
医療機関の間で知名度が高く企業薬剤師の求人数が多い
薬キャリは医師や薬剤師に絶対的な知名度を誇る「m3.com」を運営するエムスリーの子会社エムスリーキャリアが運営しています。
そのため医療機関からの信頼が厚いため、多くの求人を記載することができます。
相性のいい企業とマッチしやすい
薬キャリは多くの求人を紹介してくれるだけでなく、コンサルタントが希望に合った求人を的確に提案してくれるため、自分と相性のいい企業とマッチしやすいです。
多くの求人を記載しているうえに的確な提案をしてくれることが人気の要因になっています。
ママ薬剤師向けの求人検索が可能
薬キャリは唯一ママ薬剤師向けの検索が可能な転職サイトになっています。
子育てと仕事の両立が理由で転職を考えている人にはオススメしたいサイトです。
薬キャリmamaというサイトではママ薬剤師に特化したサイトになっているので、そちらから探すのをオススメします。
薬キャリの弱み
薬キャリの弱みは2つあります
- ドラッグストア求人が少ない
- コンサルタントの面談の実施をしていない
ドラッグストア求人が少ない
薬キャリはほかの転職サイトと比較すると、ドラッグストア求人が少ないです。
なので、ドラッグストアに求人したいという人はリクナビ薬剤師などの他サイトのご利用をオススメします。
コンサルタントの面談の実施をしていない
薬キャリはコンサルタントの相談は電話とメール対応のみに限られています。
対面での相談は気が重いという人は心配ないですが、時間をかけてしっかり相談したいという人に向けては少し難点かもしれません。
オススメしたいタイプ
この利点、弱点を踏まえてオススメしたいタイプを紹介します。
薬キャリは利用満足度95%と非常に高い数値が出ています。
転職に時間をかけたくない人、今よりもより高い年収や時給で働いていきたい人、ママ薬剤向けの求人も充実しているため、育児と両立させたい人などにオススメの求人サイトとなっています。
また、コンサルタントとの面談は実施していないので、自分で主体的に行動できる人、
転職する動機や条件がはっきりしている人にはオススメできるサイトです。
薬剤師の転職におすすめの転職サイト:第2位 リクナビ薬剤師
2位がリクナビ薬剤師です。早く転職したい人にはもってこいのサイトになります。
リクナビ薬剤師の強み
- 非公開求人が多いため好条件な求人が多い
- 短期転職を可能にするサポート体制
- 大手企業とのつながり
非公開求人が多いため好条件な求人が多い
リクナビ薬剤師は他の転職サイトと比べたらかなり非公開求人の数が圧倒的に多いです。
なんと、非公開求人が全体の75%を占めています。
非公開求人は他の公開求人と比べても人気企業であったり、高収入の求人が多く含まれています。
そのため、待遇、収入面において優れた求人から見つけることができます。
短期転職を可能にするサポート体制
リクナビ薬剤師は、コンサルタントによる丁寧な対応も評価されていますが、一方でスピード感のある対応にも定評があります。
中では、最短で4日で転職した人もいます。
なので、なるべく早く転職したいという人には嬉しい対応をしてくれます。
大手企業とのつながり
リクナビ薬剤師は大手のドラッグストアの求人に強いため、人気が高い求人が多くあります。
通常であれば、大企業の求人は定員も少なく、求人を探すのも難しいです。
ですが、リクナビ薬剤師は業界から厚い信頼を得ているので、それが大手企業との信頼にもつ
ながっています。
なので、高収入、あるいは大企業への転職を考えている人には最適なサイトです。
リクナビ薬剤師の弱み
リクナビ薬剤師の弱みは2つあります。
- 調剤薬局の求人数が少ない
- 派遣の求人が少ない
調剤薬局の求人数が少ない
リクナビ薬剤師は、大手の企業や非公開求人が他サイトよりも多くありますが、調剤薬局の求人数は少ないです。
比較的中小の調剤薬局への転職も視野に入れている人は、薬キャリなどの他サイトの登録が必要です。
派遣の求人が少ない
リクナビ薬剤師では派遣求人に関しては取扱していません。
派遣薬剤師は勤務時間が正社員と比べて短時間で、時給も高いので、人気になっています。
派遣薬剤師の求人を載せているサイトは多く存在するで、もしも派遣薬剤師としての道も考えている人は、ほかの求人サイトにも登録しておきましょう。
オススメしたいタイプ
この利点、弱点を踏まえてオススメしたいタイプを紹介します。
リクナビ薬剤師は非公開求人が多いため、高年収で働きたいという人にはオススメです。
また、短期転職に力を入れているので、スピーディに転職したい人にはぴったりです。
また、リクナビ薬剤師は大手企業からの信頼が厚くつながりも強いため、逆に調剤薬局の求人数自体は少ないので、なるべく大手企業に転職して働きたい人にお勧めできます。
薬剤師の転職におすすめの転職サイト:3位 フォーマキャリア
3位がフォーマキャリアです。このサイトは完全オーダーメイド求人であるため、少し特徴のあるサイトです。
フォーマキャリアの強み
フォーマキャリアの強みは3つあります。
- 完全にオーダーメイド求人
- 優秀なコンサルタントによる主体的な活動
- 担当する薬剤師の数をあらかじめ限定
完全にオーダーメイド求人
フォーマキャリアは転職者の希望基準や過去のキャリアに合わせて、コンサルタントの方が求人を探しだす仕組みになっています。
なので、転職をするのが初めてだ。なるべくコンサルタントの方にお任せしたいという初心者向けの方にオススメしたいサイトです。
優秀なコンサルタントによる主体的な活動
フォーマキャリアのコンサルタントは大手人材会社出身で、経験豊富な人のみを集めています。
なお、教育管理もしっかりしているのが、優秀な活動に繋がっています。
また、コンサルタントの質が落ちないように、他社よりも少ない人数で活動を行っています。
他のサイトでは、コンサルタントの人数が多いうえに、頼りがいのないコンサルタントに当たってしまうこともありますが、フォーマキャリアでははずれのコンサルタントがいないため、だれでも的確な相談をしてくれます。
担当する薬剤師の数をあらかじめ限定
コンサルタントが対応する人数が多すぎると、一人一人にむけた対応が疎かになりがちになってしまいます。
この弊害を防ぐために、最初からフォーマキャリアでは担当する人数を制限し、高品質の維持に努めています。
フォーマキャリアの弱み
フォーマキャリアの弱みは2つあります。
- 保有求人数が大手転職エージェントよりも少ない
- 派遣の求人を扱っていない
保有求人数が大手転職エージェントよりも少ない
フォーマキャリアではサイト規模がそこまで大きくないため、保有求人数が他サイトと比べると少ない点があります。
少なすぎるということはありませんが、なるべく多い選択肢の中から選びたいという人は、あまり向いていないかもしれません。
派遣の求人を扱っていない
フォーマキャリアも、リクナビ薬剤師と同様に派遣の求人は扱っていません。
派遣薬剤師への転職を考えている人は薬キャリなどでの検索がオススメです。
オススメしたいタイプ
この利点、弱点を踏まえてオススメしたいタイプを紹介します。
コンサルタントが完全にオーダーメイドで探してくれるため、転職の希望条件にこだわりがある人、また、「期間が開いているため転職が心配だ。」などの不安を抱えている人にもオススメです。
理由としては、教育を受けた経験豊富なコンサルタントしかおりませんので、マイナス面もリカバリーしてさがすことが可能です。
ほかにも、転職が初めてで、自信がない人は、フォーマキャリアを利用することで手厚いサポートが受けられるので安心できます。
転職するにあたってのアドバイス
以上がオススメする3つのサイトになります。
それぞれのサイトごとに、異なる特徴を持ち合わせています。
強みだけでなく、弱みも同じように抱えているので、自分の中での転職条件に合わないと思ったら、そのサイトに深入りしないようにしましょう。
これまで3つのサイトをご紹介しましたが、1つに絞って選んでしまうのは、比較対象がいないため危険です。
最低2つのサイトから登録し、比較することで前もって失敗を防ぐことができます。
自分に合うサイトはどれなのかを見極めて選択していくことが失敗しない転職の近道です。
最後に、転職で失敗しないためのアドバイスをお伝えします。
- 転職面接前後に、実際に職場を見に行き、できれば直接話す
- 収入だけでなく、自分のなかでの転職条件を念頭に置いて選択する
- 大手だけに目がいかないようにする
- コンサルタントには正直に思ったことを伝えるようにする。