目次
薬剤師転職は成功しやすい理由
一般職より求人率が高い
薬剤師は一般職と比較するとかなり求人倍率が高いです。
薬剤師の有効求人倍率はおよそ10倍と言われています。
この倍率についてもう少し詳しく説明すると、つまり10個の病院や薬局が1人の薬剤師にオファーを出しているという状況です。
一般職求人率
比較対象として一般職の求人率を上げると、およそ1.5倍となっています。
感じ方は人それぞれですが、決して易く就職できる数字とは言えません。
介護職の求人率
もう1つ、人材不足と言われている介護職の求人率を上げると、およそ２～３倍となっています。
これは介護サービス事業者の増加に対して、介護人材の数が圧倒的に足りていない状況となっています。
良い求人が多い
薬剤師の求人サイトを見てみると、良い待遇の病院や薬局が多く存在しています。
これらは現在の薬剤師の人材不足の影響によるものです。
また、現在薬剤師転職の市場が盛り上がっており、転職をしようとしている薬剤師が多く存在しています。
その中でも薬剤師を採用したいという病院や薬局などは、待遇をよくすることで、応募してもらおうという考えが反映されています。
年収はほぼ上がる
先ほども述べたように、現在は薬剤師を欲しがる病院や薬局が多く存在するので、収入を念頭に置いて転職すると、ほぼ確実に年収は増加します。
実際に、薬剤師転職した人のデータで、年収が転職後に上がった割合は、全体の8割を占めます。
どうして失敗する人がいるのか
転職する動機が曖昧
転職するにあたって動機が曖昧だと、そのあとの行動から決定までも曖昧になってしまいます。
例えば、「なんとなく職場にも慣れてきてしまって、気分を入れかえたいから」や「家から通うのが少し遠いので面倒くさい」などの理由だと、少し転職するにあたっては動機が不十分かもしれません。
「生活水神を上げたいので、もっと収入の高いところで働きたい」や「職場環境がかなりぎくしゃくしてしまったので、これ以上ここで働きつづけるのは厳しい」など、しっかりした転職理由がないと、そのあとの行動も、転職もうまくいきません。
コンサルタントとの相性
薬剤師転職者とコンサルタントとの相性が悪いため転職に失敗してしまったというケースもよく見られます。
どうしてこのようなことが起こるかというと、現在の薬剤師転職市場の高騰に比例して、転職サイトのコンサルタントの数も増加しなければ需要に供給が追い付きません。
ですが、コンサルタントの人数が足りないため、ほぼ知識のない人がコンサルタントとして相談に乗ることがあります。このようなコンサルタントについてしまった結果、給料も、待遇も聞いていたのと違うとなってしまい、大失敗に終わります。
また、最近は1人のコンサルタントが多くの転職者を抱えている場合があるため、1人1人に対するアドバイスやケアが行き届かない結果、思うようにいかない転職になってしまうケースも存在します。
収入だけで判断
転職される人たちの動機理由の中で多くを占めるのが収入です。
確かに、収入に不満がたまればモチベーションにも繋がりにくいため、仕事への意欲も下がってしまいます。
ですが、そこまで不満はないけど、もっと収入をあげたいという人は、もう少し立ち止まって考える必要があります。
年収650万の人が、年収750万にアップしたいというのはかなり難しいです。
年収400万の人は上げていくのは比較的容易ですが、心から不満ではないのに転職するには、転職した社内環境が合わない場合もあるので、ハイリスクローリターンです。
転職を成功させるには
転職動機を明確に
転職を成功させるには動機をはっきりさせることがすごく大事です。
動機がはっきりすればそのあとの行動も方向性がはっきりします。
加えて、コンサルタントとの人と転職について話し合うときに、動機がはっきりしていないと、コンサルタント側も正確なアドバイスや転職先を紹介することができないし、相互のコミュニケーションが取れずじまいのまま終わってしまいます。
行動を明確化、コンサルタントとの意思疎通をスムーズに正確に行うためにも、転職動機を明確にするのは大切な要素です。
質の良いコンサルタント
質の良いコンサルタントに相談するのはすごく大切です。
そのためには、複数のサイトに登録し、その中から自分に一番合うコンサルタントの人を見つけたり、少し相談して、合わなかったり、正確なアドバイスがもらえないと思ったら違う人に変えるなどをして、自分と相性のいい、質の良いコンサルタントに付いてもらいましょう。
準備期間を長めに
準備期間はなるべく多めに見積もりましょう。
短期転職というのもありますが、その場合は、今すぐにでも転職をしないとまずい状況であったらするべきだとお思いますが、そうでなかったら、なるべく期間を設けて考えたほうが、いい求人がもっと見つかるかもしれませんし、見落としなども少なくなります。
薬剤師の転職成功者の口コミ
30代前半・女性 病院→調剤薬局への転職
職場関係がギスギスし、職務にも影響がでるのが嫌で、転職を決心しました。
コンサルタントの方には本音で向き合い、しっかり方向付けができたため、思い通りの転職先に転職することができました。
20代後半・男性・病院→病院への転職
とある病院で働いていましたが、年収に不満があったため、転職することに決めました。
薬キャリに登録しました。転職するまでに時間はかかってしまいましたが、しっかり準備することができました。
40代前半・女性 病院→調剤薬局
これまでに何度か転職をしていましたが、なかなかうまく行きませんでした。
今回は自分と向き合ってどうして転職したいのか考えて行動し、コンサルタントの方も真摯に相談に乗っていただきました。おかげで今では満足いく環境で働けています。