准看護師とはどんな職業なのか?どうやってなるのか?収入は?気になるところを徹底解説!

准看護士の年収はどれぐらい?気になる金額と給与アップ方法も紹介!

准看護師?普通の看護師となにが違うの?

どうやってなるの?収入はどれくらい?

など気になるけどわからない。

そういった点をご紹介していきます。

准看護師について知ろう

准看護師ってどんな職業?

と、名前は知ってるけどどんなことをしているのかわからない、普通の看護師となにが違うのかわからないそういう方も多いハズ!

准看護師の業務内容・なり方・収入などについてご紹介していきます。

まず、准看護師とは、主に病院や診療所に勤務し、医師・歯科医師・看護師の指示をうけ、病気や怪我の患者さんや精神障害・身体的傷害を抱えた方の病状や健康状態の推移を予測します。

また、身体的苦痛を和らげ病気や障害のために自由にならない生活行動を医学的知識、技術を用いて援助するのです。

もちろん、医師の診療や治療の補助もおこないます。

准看護師と正看護師の違いについて

准看護師と普通の看護師(正看護師)との違いはなんでしょうか。

准看護師は正看護師と同様の医療行為をします。

違うのは、資格の発行者です。

正看護師は「厚生労働大臣」が発行する国家資格なのに対し、准看護師の資格は「各都道府県知事」が発行する免許となっています。

他には、取得までのルートが違います。

准看護師の場合、資格取得までの期間が短いことと中学を卒業していれば、そこから2年間准看護師養成所に通えば資格が取得できるところが違いです。

正看護師の場合、高校を卒業し、看護短期大学か看護専門学校に3年通うことが必要となります。

気になる准看護士の収入を大公開!

なんといっても気になるのは年収

准看護師はどれくらい稼げるのでしょうか?

准看護師の平均年収は420万前後で手取り25万円から30万円前後の方が多いようです。

正看護師の場合、平均年収は480万円前後となっていて、准看護師と50万円から60万円程の給料差があります。

准看護師になる方法は?詳しく解説!

では、実際どのようにして准看護師になるのでしょうか。

准看護師のなりかたについて詳しくご紹介します。

まず、中学校を卒業している必要があります。

その後、各都道府県知事指定の准看護師養成所(2年制)を卒業するか文部科学大臣指定の高等学校の衛生看護科(全日制は3年制・定時制は4年制)を卒業し准看護師資格試験に合格する必要があります。

この試験の合格率は90%と高い合格水準を保っているのでしっかりと勉強していれば比較的とりやすい資格となります。

患者さんの為に働きたいという方や何か資格をもって仕事がしたい方、将来的に専門知識や専門技術も身につけ働きたいと思う方におすすめです。

准看護師は年齢層高め

現在、准看護師の年齢層は高くなってきています。

30代以上の准看護師は90%以上にのぼるのです。

それにくらべて正看護師の場合30代未満の割合は20%と准看護師の倍くらいの割合になっています。

これは正看護師を目指す学生の割合が増えたこと、准看護師の養成学校が減少したこと新規養成がストップし始めたことにあります。

この動きには、日本看護協会が准看護師を看護師へ一本化しようとする背景があります。

女性の高校進学率が低かった時代、中学を卒業すればすぐに准看護師の養成学校に入れたため准看護師は人気でした。

しかし、高校を卒業し専門学校や大学に進学することが主流になった現代では准看護師を目指す学生が大幅に減少してしまったのです。

このように時代ともに変化し岐路を迎えている准看護師ですが、30代から40代の方が准看護師を取得するケースが増えてきています。

正看護師よりも准看護師を取得する方が資格取得までの時間が短く学費が安いからです。

まとめ

准看護のアレコレについてご紹介してきました。

准看護師の年収や資格の取得方法・現状に至るまでいかがだったでしょう。

意外と知らないことの方が多かったのではないでしょうか。

准看護師は就職先として病院だけでなく、クリニックや介護施設などさまざまな場面で活躍できます。

病院に勤めると夜勤をしなければなりませんが、介護施設やクリニックでは日勤のみの勤務スタイルをとることができたり融通が利くというメリットがあったりします。

また、現在准看護師の方は下記の条件を満たすことで正看護師になることが出来ます。

  • 准看護師として3年以上働いているということ
  • 「看護師学校養成所2年課程」で学び、看護師国家試験に合格すること

以上の二点の条件を満たすことで正看護師にキャリアアップすることが出来るので准看護師の方はキャリアアップも考えてみてはいかがでしょうか。

准看護師からのキャリアアップは日本看護協会も推奨しているので、学費の捻出ができない方などには奨学金制度なども用意されています。

10年後には准看護師のメイン層である50代以上の方が定年となるので准看護師の数は大幅に減少することが考えられます。

高齢化社会が進行していく日本において介護施設や老人ホームで働く看護師などの人材の確保は急務となっています。

そんな看護師・准看護師という職業にぜひ触れてみてください!

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