介護職員初任者研修の難易度は?試験内容や合格のポイントまで解説!

介護職員初任者研修の難易度は?試験内容や合格のポイントまで解説!

介護の世界で働きたいという人が初めに取得する資格として、介護職員初任者研修があります。

介護業界は近年高齢化により需要がどんどん上がっているためこの研修を修了しておきたいという方もいるでしょう。

では、介護職員初任者研修の難易度とはいったいどのくらいのものなのでしょうか。

ここでは介護職員初任者研修の難易度について詳しく解説していきます。

介護職員初任者研修の難易度は高くない!

結論から言うと、介護職員初任者研修の難易度は高いわけではありません。

介護職員初任者研修の筆記試験は授業の内容をちゃんと理解していれば誰でも合格できる資格です。

理解力は必要になりますが、真面目に勉強していれば覚えられない量や内容ではありません。

試験の合格ラインは100点満点中70点以上とされているので満点近くを取る必要はなく、試験の合格率も公表はされていませんが、とても高いと思われます。

なぜ難易度が高くないかというと、この資格は受験者をふるいにかけるものではないからです。

あくまで、介護の基礎を学ぶための研修なので授業内容をしっかり把握し、理解しているかをみるための試験です

忘れてはいけないところを理解できているかの確認という意味合いが大きく、受験者を落とすことが目的ではないため難易度は高くないといえます。

介護職員初任者研修の試験内容・出題科目

介護職員初任者研修の筆記試験は制限時間1時間です。

出題数は32問以上であり、形式は選択式と記述式になっています。

合格ラインは100点満点中70点以上となっています。

これは少し高いように感じる方もいるかもしれませんが、初任者研修で学んだことをしっかり理解していれば難しいものではありません。

介護職員初任者研修の資格の取得するためには、試験に合格することが必要となりました。試験にはどんな問題が出るのか、難易度や問題数はどれぐらいかを解説します。合わせて初任者研修資格の試験の勉強法も紹介していきます。

出題科目

  • 介護における尊厳の保持・自立支援
  • 介護の基本
  • 介護・福祉サービスの理解と医療との連携
  • 介護におけるコミュニケーション技術
  • 老化の理解
  • 認知症の理解
  • 障害の理解
  • こころとからだのしくみと生活支援技術

とこれらの種類があります。

介護福祉に関する基本的な知識が求められるため、老化・認知症・障害などの知識も持っている必要があります。

このように内容を並べると多く感じてしまうかもしれませんが、試験に出題されるものはすべてカリキュラムで勉強した内容です。

しっかりと復習していれば問題なく合格できるでしょう。

介護職員初任者研修には再試験がある!

もし、万が一落ちてしまったという方がいても、介護職員初任者研修は再試験を受けることができます

再試験は受講したスクールで合格するまで受験することができます。

ただし、落ちた後に再試験を受験しなかった場合や、自己放棄した場合は修了証を交付してもらうことはできないため注意が必要です。

そのため、もし一度でも落ちてしまった場合は合格するまで何度も受験した方がいいです。

再試験は無料で受けられるスクールが多いですが、何度も落ちて受け直すことを繰り返している人や一部のスクールでは有料となっています。

再試験の受験料については受講する介護スクールに確認しましょう。

難易度は高くないが油断は禁物、介護職員初任者研修合格するポイントは?

介護職員初任者研修は難易度こそ高くないですが、それでも必ず合格できるわけではありません。

そのため合格するためにはどうすればいいのか、合格するためのポイントを紹介していきます。

授業を真面目に取り組む

一番大事なことは日々の授業をしっかり聞くことです。

講義で教わった内容がそのまま試験にもでてくるため講義の内容を理解することが試験に合格するためには大事になります。

そして授業で分からないところがあったときは講師の方に質問するようにしましょう。

授業を聞いていても分からないところがでてくることは少なからずあります。

講師は介護業界に長年いた人が多いので、分からないところがあったときはそのままにせず、疑問に思ったところを講師の方に聞けば、丁寧な回答をもらえるでしょう。

初任者研修の試験勉強のための時間をつくる

いくら試験の難易度が高くないからといって勉強なしに受かることは難しいです。

講座で学んだことを復習する時間をつくる、試験の前には試験勉強をする時間を確保するなどして、万全な状態で試験に臨めるようにしましょう。

実戦形式の問題を解く

介護の知識が身についたら、実際に介護職員初任者研修の試験に近い形式の問題を解いてみましょう。

苦手な科目があったときはそこを重点的に復習し克服することで、試験に合格する可能性を格段に上げることができます。

介護職員初任者研修の難易度は高くないので、万全の状態で試験を受けられるようにしよう

ここまで介護職員初任者研修の難易度や試験について解説してきましたが、しっかり勉強をしていれば難しいことはありません。

もし不合格になったとしても再試験を受けることができます。

介護職員初任者研修は介護の正しい知識や技術を身につけるにはとても良い資格なので、気になっている方はぜひ受けることを考えてみてください。

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