薬剤師不足を解消するために生まれた登録販売者。
登録販売者は薬事法改正に伴い需要がさらに見込まれています。
ドラッグストアや薬局、コンビ二エンスストアなど働き先は多彩にあります。
それにより、自分にあった職場を求め転職する人も多いです。
今回はドラッグストアへ転職方法・働き方をご紹介します。
目次
登録販売者の転職事情
登録販売者の需要は増えている
薬事法改正もあり、コンビニやドラッグストアでの登録販売者の需要が増えています。
それにより、多くの求人が見込めます。
それに応じて、受験者数も増えているのが現状です。
2019年度に受験者数は約60,000万人です。
ドラッグストアなどは人の入れ替わりも激しいので、しっかり長く働いてくれる人を好む傾向にあります。
登録販売者はドラッグストアではどんな仕事をするのか
仕事内容は、一般の小売業と変わらない部分もあります。
異なるのは、医薬品を扱うという部分です。
以下が一般的な仕事内容です。
- 一般用医薬品の販売や管理、発注等
- 事務作業
- 調剤の雑用
- 一般用医薬品の販売や管理、発注等
- レジ打ち
- 品出し
上記のように幅広い仕事をこなします。
登録販売者のドラッグストアでの雇用形態
ドラッグストアで登録販売者として働くには主に、正社員とパートアルバイトの二つがあります。
正社員として働くと福利厚生が充実している会社が多いです。
また、
- 労働基準法で守られている
- 店舗責任者へのキャリアアップを望める
など、正社員ならではの優遇もあります。
次にアルバイト、パートを見てみましょう。
パート・アルバイトは正社員と異なり、シフトの融通が利きやすいです。
アルバイト・パートは、自分の時間を大切にしたい方、小さな子供がいる方に向いています。
また資格を持っていることにより、資格手当などが付き普通のパートよりも優遇されます。
自分のペースで実務経験が積めるので、時間が生まれた際に正社員への転職もしやすくなります。
登録販売者のドラッグストアでの勤務体系
ドラッグストアは営業時間が長いので基本シフト制のところが多いです。
店舗にもよりますが、
朝番 | 8:00-17:00 |
夜番 | 14:00-22:30 |
など決められた範囲の中から選ぶ場合もあります。
登録販売者は営業中、常に複数人いないといけないません。
出勤者数が少ない場合は残業の可能性も出できます。
登録販売者の給料
登録販売者は需要の高い職種の一つです。資格を有する仕事なので、比較的安定した収入が期待できます。また登録販売者の給料は、地域や店舗によって異なります。
以下は一般的な求人に出されているものの目安です。
正社員の場合 | 約250‐400万円(年収) |
アルバイトの場合 | 約900‐1300円(時給) |
ドラッグストアの中でも大手だと給料が高い傾向があるようです。
また、都市部は最低賃金も高いのでそれに応じ高くなっています
ドラッグストアへ転職する際の求人の探し方
登録販売者として転職先を探すなら、一般の求人サイトや、登録販売者の転職支援サービスを使うのがおすすめです。
登録販売者の需要は高いので、サイトで検索すると多くの求人が見つかるでしょう。
ただ、条件に経験年数が求められたり、責任者候補など少し異なる求人もあるので気を付けましょう。
ドラッグストアは生活に欠かせません。
ドラッグストアの求人は都市部はもちろん、地方の求人もしっかりあります。
またネットに求人が出ていなくても、店員さんに直接声をかけることで、面接に取り付ける場合もあるそうです。
登録販売者の転職支援サービス:ココメディカル
登録販売者の転職支援サービスは、求人サイトと異なり各個人にあった求人を紹介してくれます。その中でもココメディカルは完全無料で、勤務条件の交渉、面接対策を行ってくれるサービスです。
また「車通勤」「住宅手当あり」「大型チェーン」などこだわりたい条件を元に求人を探します。
「働きたいけど、自分に合う条件が見つけられなかった」「一人での転職は不安」という方は見てみてはいかがでしょうか?