登録販売者の需要の高まる現在。
登録販売者へ転職したいという方も多いでしょう。
ですが、登録販売者のになるには必要な書類がいくつかあります。
今回の記事では、転職の際の手続きや必要な書類を紹介していきます!
目次
登録販売販売者は者販売従事登録する方法
登録販売者は試験に合格したからと、すぐに働けるわけではありません。
合格通知も含め、書類を提出し、登録販売者販売従事登録を行います。そして、販売従事登録証を発行してもらい、2年の実務(月80時間以上)を経験することで一人前の登録販売者になることができます。
登録販売者販売従事登録ってどこにで申請するの?
転職先の都道府県で、販売従事登録を行う必要があります。
登録は転職先が決まった後に行います。
提出先は住んでいる地域ではなく、転職先になるからです。
千葉県に住んでいる場合、勤務先が都内であれば東京都に提出します。
参考:東京都福祉保健局 |
登録販売者販売従事登録に必要な書類(一例)
登録販売者の販売の従事登録には書類が必要になります。
- 販売登録者の合格通知書
- 販売従事登録申請書
- 戸籍謄本
- 医師による診断書
- 使用関係を示す書類(雇用証明書など)
- 登録手数料(東京都の場合:7,300円)
以上が必要な書類例なります。登録手数料は地域によって異なります。
書類不備の無いよう、提出前にご自身の地域のホームページを確認しましょう。
登録販売者販売従事登録の際の注意点
販売従事登録の際の注意点を見ていきましょう。
戸籍謄本は、発行後6ヶ月以内のものではいけません。また、住民票の写しでは登録できません。事前の準備をおすすめします。
上記の必要な書類一覧をみた際に、医師による診断書が分からなかった方もいるでしょう。
医師による診断書は、精神機能の障害を持っていないか。また、大麻、麻薬、覚醒剤などの中毒者ではない、ということを証明する書類です。
診断から3ヶ月以内のものを用意しましょう。
登録販売者の転職するまでの主な流れ
現職の方に退職の旨を伝える
まずは退職したいという旨を伝えましょう。労働基準法上は、意思決定の2週間後には退職することができます。
しかし、お店の状況によってはいきなりすぎると、迷惑をかけてしまう場合もあります。実務の引継ぎなどはしっかり行いましょう。
1-2か月前に伝えると良いでしょう。特別な事情を除き、直接意思を伝えましょう。勤務後など、相手が忙しくない時に伝えるのがおすすめです。
また、職種によりますが繁忙期などは止められることが多くなるので時期には気を付けたほうがよさそうです。
求人サイトなどを使用し転職先を探す
上記の退職の旨を伝える時期に同時に転職先も見つけましょう。
退職することは決まったが転職先が見つからない。という事態を避けるためにも候補をいくつか用意しておくと安心ですね。
また、現職の有給を使いながら転職活動を行う方もいるようです。
退職届けの提出
退職届けは退職が決まってから提出します。しっかりと手渡しで提出しましょう。
また、アルバイトやパートの場合は提出する必要はありません。
退職の際の手続き
退職の際に会社から返却されるもの、また自分自身が返却するものがあります。
以下が会社から返却されるものです。(一例)
- 年金手帳
- 源泉徴収票
- 離職票
- 健康保険資格喪失証明書
- 雇用保険被保険者証
次は会社に返却するものです。
会社に返却するものに健康保険者証があります。
また、業務に使用してた事務用品、社員証、ロッカーのカギなど会社のものを返しましょう。大切な書類などを返却し忘れる問題になってしまいます。気を付けましょう。
登録販売者の主な転職先
ドラッグストア
ドラッグストアは、登録販売者、または薬剤師がいないと一般医薬品の販売は出来ません。求人はすぐに見つかるでしょう。
ドラッグストアでの業務は、レジ打ちから商品陳列・在庫管理まで幅広く行います。
地元で働く方が多く、繋がりも深くなるそうです。
薬局
薬局では、薬局医薬品、要指導医薬品、一般医薬品などを扱います。
ドラッグストアとの違いは、日用品などの販売が少ない、またはないことです。日用家庭用品などが無い分、客層も異なってきます。
コンビニエンスストア
ドラッグストアや薬局が登録販売者の主な勤務先でした。
しかし現在ではコンビニでも、登録販売者がいる場合に限り
一般医薬品(第二類・第三類)販売できるようになりました。
なるべく家の近くで働きたい方に向いているでしょう。
登録販売者の転職ワンポイント
他業種からの転職ですと、不安も多いかと思います。
正社員への転職の場合は医薬品販売経験を求められることも多いです。ですので、実務経験を積むためにドラッグストアでパートしながら試験勉強をすると効率が良いです。実務経験があると、転職の際にしっかりアピールできます。