「介護福祉士になりたい!!でも独学でなれるものなのかな・・・」
「独学の勉強方法を知りたい!」
そういう方のために、今回はいかにして独学で勉強し、合格を勝ち取っていくのかをお伝えします。
「敵を知り、己を知れば百戦百勝」といいますが、まずは、介護福祉士の試験はどのようなものになっているのか、
その概要についてお伝えしたいと思います。
目次
介護福祉士の試験の概要
受験資格
平成29年度(第30回)から、法律の改正により、介護福祉士においては養成施設ルートというルートを介さなければなりません。
ここでは、介護養成施設での1年または2年の経験が必要となります。
筆記試験
ここでは、介護養成施設の卒業年に気を付けなければなりません。
平成28年までに卒業すれば、筆記試験などは免除され、そのまま国家資格取得となります。
平成29~33年に卒業した場合、ほとんどの場合で筆記試験が必要となり、平成34年以降に卒業する場合は、必ず筆記試験が課されます。
試験日程
介護福祉士は国家資格で、試験は1年に1回、1月下旬の日曜日におこなわれます。
受験費用
受験費用に関しては、以下ご確認ください。
- 登録手数料・・・15,300円
- 登録免許税・・・9,000円
- 登録手数料・・・3,320円
下の2つは、合格後に支払うお金になっています。
テキストなどの他諸費用などがかかることを考えると、安い、といえるわけではないので、お金の準備はしっかりとしておきましょう。
ここまでで、試験の大体を知ることができましたでしょうか。
次に、具体的にどう勉強すれば合格できるのか、についてお伝えしたいと思います。
介護福祉士を1発で合格する勉強方法を解説!
介護福祉士試験に合格するためには、2つの勉強方法があります。
1つは、資格学校などに通い、講師のもとで勉強方法。2つは、独学によって、自分の力での勉強方法です。
資格学校に通う場合は、講師からアドバイスを受けて勉強することができるのが利点です。
ここでは、資格学校に通わずに独学でどのようにして合格を勝ち取るのか、についてお伝えしていきたいと思っております。
しかし、このやり方は資格スクールにへの入学を検討サれている方にも有効な勉強方法なので、是非参考にしてみてください。
過去問を解く
「いきなり過去問なんて解けるわけ無いじゃん。」と思う人もいらっしゃるかもです。
しかし、教科書を1から読んだり、それをノートにまとめたりする作業から始めると、試験までに時間が間に合わなくなったり、飽きたりしてしまうこともあるのです。
ですので、過去問を基にした参考書を一冊選んだうえで、それを解いてみます。
問題を解いたら解答分析
参考書の過去問を解いたら、次にそれを分析します。
丸付けをしただけで一喜一憂していてはいけません。
正解の根拠となる箇所を捉え、間違っている文に関しては、なぜそれが間違いなのかを教科書などで確認します。
そうしたら、間違った文を正文に書き直し、それを頭に叩き込みます。
関連事項の暗記
上記の作業が終わったら、次に介護福祉士に関する関連事項の暗記に入ります。
その設問に関する事項が書いてある教科書のページを見て、赤字で書いてある部分など、基本的な部分を暗記します。
ひたすら反復!
過去問⇒分析⇒暗記の流れをひたすら繰り返します。
同じ問題を繰りかえし解いているうちに、自分の苦手な箇所・勉強のたりていない箇所などがはっきりしてくると思います。
苦手な部分をノートにまとめる
そこで、そんなジャンルなどがはっきりしてきたら、ノートまとめの作業をします。
教科書を見ながら、覚えたい部分を書いてまとめて覚えましょう。
よくノートに書いてまとめることを嫌がる人がいますが、それではいけません。
書くことによって、その言葉が身体にしみつき、定着力がよくなります。
また、経験ある方もいらっしゃるかもしれませんが、自分で書いた文字のほうがよく覚えられるかと思います。
介護福祉士のための勉強をしていくコツ
ここで重要になってくるのは、いかに④の繰り返しができるかどうか、ということです。
繰り返しが多ければ多いほど、定着率がよくなり、暗記もしやすくなります。
また、期間をあけてしまわないようにすることも大事です。
つまり、一年間で二回しか繰り返さないよりも、半年で三回くりかえしたほうが、絶対いいに決まっています。
特に独学では、やる気は自分でコントロールしなければなりません。
大変です。
勉強へのモチベーションを保つのが苦手な方は、資格スクールの介護福祉士対策講座を受講するのも一つの手ではないでしょうか。
短期間で要点を絞って勉強できるので、おすすめです。
まとめ
どうでしたか?
介護福祉士の試験の合格に向けて、具体的なイメージはつかめましたか。
今回の記事を通して、少しでもみなさんのお役にたてれば幸いでございます。
介護福祉士の資格は、現在日本で大変求められている職業でもあり、取ることが出来れば、職に困るということはないと思います。
学校に通うにしても、独学で勉強するにしても、私はみなさんの人生がよりよいものになるように願っております。