2021年以降介護福祉士の資格をお持ちの方は早くて2年で看護師になる事ができます。
看護師の資格を取得できる新制度の検討が始まっており、人手不足の解消を目的としています。
転職は簡単に行うことができるのか。
また、転職を行う際にはどのようなことを行うのか。
介護福祉士は看護師に転職可能?
介護福祉士から看護師への転職は可能です。
介護福祉士と看護師は業務内容が似ている点があります。
患者さんとかかわるという点が特に似ています。
また、患者さんとのコミュニケーションや毎日のチェックなどの業務を毎日行っています。
しかし、看護師は毎日バイタルチェックや薬の管理など介護士と比較すると業務内容が少し増えます。
最近では、2つの資格を取得しダブルライセンスを取得している方へのニーズが高まっています。
これは、仕事の幅を広げることができるのでキャリアアップにもつながります。
また、施設などでは介護士だけでなく2つの資格を取得している人を必要としている場合もあるので転職は資格を取得するとすぐにできます。
そして、ダブルライセンスであるため、以前よりも給与の増加があるなどのメリットもあります。
介護福祉士が看護師に転職できる理由
介護士の方が転職できる理由として、介護職と看護の仕事が似ている点が挙げられます。
介護職の資格を取得しているが、看護師の資格を取得していないことにより、業務ができないことがあるなどのストレスが軽減されます。
施設であると、介護職ではなく、看護師としての転職が可能になります。
介護と看護の両方に関わることができる人材ですので、施設ではとても必要な人材です。
また、病院出身の看護を知らない看護師よりも知識が多く、歓迎されることもあります。
また、病院などで働く場合には夜勤での勤務もあります。
この夜勤勤務中は介護士が不在のため、看護師が看護と介護の両方を行わなければなりません。
そのため、介護の経験のある方のほうが、ストレスを感じることなく仕事を行うことができます。
そして、経験者のため夜勤ではとても重宝されます。
つまり、介護職から看護への転職は難しくはありません。
現役で働いている看護師よりも、働けることがあるので転職をする際は気を付けることも少ないと思います。
介護福祉士から看護師に転職する際には何をすべき?
介護福祉士から看護師へ転職するには、看護学校に通い資格を取得することです。
看護師は国家資格であるため、勉強することが多くあります。
まずは、看護学校に通うことが第一です。
しかし、学生とは違い働きながら看護学校に通うことになるので、中途半端に決めることはできません。
そのため、大変だと感じている方は一旦、退職をしてから、看護学校に通うことができます。
また、看護学校に通うためには、通う学校にもよりますが100万円以上かかる場合もあります。
そのため、看護師に転職するためにはまず、お金を貯めることが重要です。
学費などに余裕がない方でも、御礼奉公という制度があり、決められた期間働くことによって学費が免除になるという制度です。
この制度を使うことで、お金に余裕を持つことができると同時に介護士として働くことなく学業に励むことができます。
転職を行う際には、時間が一番必要です。
資格取得の際には実習や、勉強など学ぶことが多くあります。
そのため、時間に余裕がないと学ぶ時間や勉強時間が少なくなり、取得に時間がかかってしまう場合があります。
転職をお考えの方は、まずはよく考えてできることから始めましょう。
どのくらいの期間で転職可能?
通常の看護師の資格を取得するには、高等学校一貫の看護学校や看護大学もしくは短期大学でカリキュラムに沿って学び、卒業することと、国家資格に合格する必要があります。
そのため、3年から4年は最低でもかかります。
介護福祉士が転職を行う場合も同様で、国家資格であるため、しっかりとカリキュラムに沿って学ばなければなりません。
そのため、通常の学生や社会人の方と同じ期間が必要です。
しかし、新たな資格取得による進路変更で後押しをしようという考えから、厚生労働省は新たに医療や福祉の資格に新たに共通過程を設けることを検討し始めました。
この制度変更により、介護福祉士の資格を取得している方が、看護師資格を取得する際に通常3年の期間が必要ですが、2年で取得することができるという、資格取得期間の短縮を行うというものです。
すでに資格を持っている人は、この共通過程を修了していると見なすことも検討されています。
また、正看護師よりもっと早く資格を取得したいという方には准看護師の資格をお勧めします。
准看護師の資格は通常2年で取得することができます。
資格取得の期間が圧倒的に短く、転職を考えており、早く転職したいと考えている方には最適です。
資格を取得した後でも正看護師の資格を取得することが可能です。
今すぐにでも資格を取得したいと考えの方にはぜひともおすすめです。